クラウドエンジニア転職エージェント17選！選び方から年収相場・仕事内容・将来性まで徹底解説

「クラウドエンジニアに転職したいけど、どのエージェントを選べばいい？」
「AWS・Azure・GCPのスキルを活かして年収アップしたい」

このような方に向けて、クラウドエンジニアの転職に強いエージェント17社を厳選しました。

クラウドエンジニアの平均年収は約495万円、AWSエンジニアなら約696万円。IT職種の中でもトップクラスの水準です。

この記事では、転職エージェントの選び方から、仕事内容・年収相場・必要な資格まで、転職前に知っておきたい情報をまとめて解説します。

クラウドエンジニア転職エージェント・サイトのおすすめ人気ランキング17選【徹底比較】

クラウドエンジニアの転職に本当に強いエージェント・サイトを17社厳選しました。

ランキングは、「求人の質・量」「専門性」「サポート体制」を総合的に評価した独自基準で作成しています。

「どんな人におすすめか」も明確にしているので、自分に合ったエージェント選びの参考にしてください。

レバテックキャリア｜ITエンジニア専門で、年収アップの実績が業界トップクラス

全体の求人数	47,673件
クラウドエンジニアの求人数	1,379件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	910件

レバテックキャリアは、ITエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントです。

公開求人数は47,673件。AWS・Azure・GCPなどクラウド関連の求人も豊富で、クラウドエンジニア求人だけでも1,379件を保有。うち910件が年収700万円以上のハイクラス案件です（2025年12月時点）。

60〜90分のテクニカルヒアリングで、スキルや経験を丁寧に言語化。企業の技術スタック、実際の残業時間、キャリアアップ制度など、求人票では分からない情報まで共有してくれます。

経験を活かして年収アップを狙うSE、上流工程やクラウドアーキテクトへのステップアップを目指すエンジニアに向いています。

サービス概要
サービス名	レバテックキャリア
運営会社	レバテック株式会社
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし ※「レバテックダイレクト」の利用が必要（無料）
対応地域	全国（地方求人は少なめ）
料金	完全無料
公式サイト	https://career.levtech.jp/

Geekly（ギークリー）｜IT・Web・ゲーム業界専門。首都圏の求人が豊富なあなたの味方に

全体の求人数	38,611件
クラウドエンジニアの求人数	483件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	337件

Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

公開求人数は38,611件。クラウドエンジニア求人は483件、うち337件が年収700万円以上のハイクラス案件です（2025年12月時点）。サイバーエージェント、DeNA、Cygamesなど大手IT企業との取引実績も豊富。

一番の強みは「書類添削サービス」。利用者の転職成功率が20%アップした実績があり、働きながらの転職成功者は86%にのぼります。職種別に100名以上の専門アドバイザーが在籍しており、クラウド領域ごとに担当が分かれているのも特徴。

インフラからクラウドエンジニアへのキャリアチェンジを狙う方、首都圏でスピーディーに年収アップを実現したい方に向いています。

サービス概要
サービス名	Geekly（ギークリー）
運営会社	株式会社ギークリー
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	あり
対応地域	主に首都圏（東京・神奈川・千葉・埼玉）
料金	完全無料
公式サイト	https://www.geekly.co.jp/

Cloud Builders（クラウドビルダーズ）｜AWSエンジニアに特化。専門性を追求するあなたの転職に

全体の求人数	214件
クラウドエンジニアの求人数	214件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	非公開

Cloud Builders（クラウドビルダーズ）は、AWSエンジニアに特化した転職エージェントです。

公開求人数は214件（2025年12月時点）。求人数は少なめではありますが、全てがAWS求人という徹底した特化型で500社以上の大手・優良企業との取引実績があります。事業会社や1次請けの大手SIerの求人が中心。

一番の強みは「AWS特化ならではの専門性」。担当者もAWS資格保有者なので、技術的な相談が可能です。EC2などの基礎構築からLambdaのサーバレス化、ECS/EKSのコンテナ化案件まで対応。

転職後もAWS資格取得ノウハウの提供や検証用AWSアカウントの付与など、キャリアアップを継続支援してくれます。

サービス概要
サービス名	Cloud Builders（クラウドビルダーズ）
運営会社	クラウドビルダーズ株式会社
タイプ	AWS特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	全国（首都圏が中心）
料金	完全無料
公式サイト	https://www.cloudbuilders.jp/

リクルートエージェントIT｜業界最大級の求人数で、あらゆる選択肢を検討

全体の求人数	公開求人：177,111件 非公開求人：59,013件
クラウドエンジニアの求人数	3,904件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	3,321件

リクルートエージェントITは、転職支援実績No.1を誇るリクルートが運営するIT特化型の転職エージェントです。

公開求人177,111件、非公開求人59,013件と、IT特化型では最大級の求人数です。クラウドエンジニア求人も3,904件（※2025年12月時点）と豊富で、「まずは幅広く求人を見たい」方に向いています。

強みは、「納得感のある転職支援」。企業の風土や働く環境、具体的なスキル要件まで、求人票だけでは分からない情報を提供してくれます。

キャリアパスを踏まえた求人提案に加え、年収交渉も代行。選択肢を最大化したい方におすすめです。

サービス概要
サービス名	リクルートエージェントIT
運営会社	株式会社インディードリクルートパートナーズ
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能	なし ※「リクルートダイレクトスカウト」の利用が必要
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.r-agent.com/it_engineer/

マイナビ転職IT AGENT｜20代・第二新卒に強く、丁寧なサポート体制が魅力

全体の求人数	非公開
クラウドエンジニアの求人数	非公開
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	非公開

マイナビ転職IT AGENTは、大手マイナビが運営するIT・Web業界に特化した転職エージェントです。

特に強いのが「20代〜30代前半の若手エンジニア」の転職支援。初めての転職でも安心して任せられる、手厚いサポート体制が魅力です。

IT業界を熟知したアドバイザーが在籍しており、技術トレンドやキャリアパスの相談もスムーズ。書類添削や面接対策は回数制限なく受けられるため、納得いくまで準備できます。

年収150万円アップの成功事例もあり、キャリアアップを目指す方にもおすすめです。

ただし、関東エリアの求人が中心のため、地方での転職を希望する場合はリクルートエージェントITとの併用を検討しましょう。

サービス概要
サービス名	マイナビ転職IT AGENT
運営会社	株式会社マイナビ
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	全国（関東中心）
料金	完全無料
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/it/

ビズリーチIT｜ハイクラス向けのスカウト型。自分の市場価値を知りたいなら登録

全体の求人数	10,4108件
クラウドエンジニアの求人数	2,242件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	2,038件

ビズリーチITは、年収600万円以上のハイクラス層に特化したスカウト型の転職サイトです。

求人数は104,108件。クラウドエンジニア求人は2,242件、うち2,038件が年収700万円以上とハイクラス案件が充実しています（2025年12月時点）。

職務経歴書を登録しておくだけで、SONY、TOYOTA、KEYENCEなど優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届きます。30代の転職後年収は平均880万円、40代は平均990万円という実績も。

現年収600万円以上で年収アップを狙う方、自分の市場価値を客観的に把握したい30代以上のエンジニアに向いています。

サービス概要
サービス名	ビズリーチIT
運営会社	株式会社ビズリーチ
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	なし ※ヘッドハンターがサポート
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	基本無料 （有料プラン：月額5,478円）
公式サイト	https://www.bizreach.jp/

ユニゾンキャリア｜20代・未験者に特化。LINEで相談できる手厚いサポート体制

全体の求人数	10,000件以上
クラウドエンジニアの求人数	非公開
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	非公開

ユニゾンキャリアは、IT・Web業界に特化した転職エージェントです。特に20代・エンジニア未経験者の支援に強みを持っています。

ITエンジニア求人は10,000件以上。研修制度が充実した優良企業の求人を多く取り扱っており、クラウドエンジニアやインフラエンジニアの求人も豊富です。

一番の強みは「未経験者への徹底サポート」。元エンジニアのアドバイザーがIT業界のリアルな実情からキャリアパスまで丁寧に解説してくれます。LINEで24時間相談できるのも魅力。年収100〜150万円アップの転職成功例も多数あります。

エンジニア未経験からクラウドエンジニアを目指したい20代や、研修制度が整った環境でスタートを切りたい方に向いています。

サービス概要
サービス名	ユニゾンキャリア
運営会社	株式会社ユニゾン・テクノロジー
タイプ	転職エージェント
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	全国（首都圏が中心）
料金	完全無料
公式サイト	https://unison-career.jp/

ワークポート｜インフラ経験を活かしてクラウド領域へステップアップ

全体の求人数	128,070件
クラウドエンジニアの求人数	452件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	293件

ワークポートは、人材紹介20年以上の実績を持つ総合型転職エージェントです。

求人数は128,070件。クラウドエンジニア求人は452件、うち293件が年収700万円以上となっています（2025年12月時点）。

強みは「きめ細やかなサポート体制」。応募企業ごとの推薦状作成、過去の質問事例や面接官の人柄をもとにした面接対策、面接後のフィードバック提供まで、内定獲得率を高める支援が充実しています。

全国47都道府県すべてに拠点があり、対面で相談できるのも魅力。給与交渉や入社後フォローまで対応してくれるため、初めてのキャリアチェンジでも安心です。

インフラ・サーバーエンジニアからクラウド領域へステップアップしたい方、地方でクラウドエンジニアを目指す方に向いています。

サービス概要
サービス名	ワークポート
運営会社	株式会社ワークポート
タイプ	総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.workport.co.jp/

JACリクルートメント｜年収600万円以上。外資・ミドル/ハイクラス転職が強み

全体の求人数	25,736件
クラウドエンジニアの求人数	518件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	467件

JACリクルートメントは、ミドル〜ハイクラス転職に特化した転職エージェントです。

求人数は25,736件。クラウドエンジニア求人は518件、うち467件が年収700万円以上とハイクラス案件が中心です（2025年12月時点）。

強みは「両面型」のサポート体制。企業と求職者を一人のコンサルタントが担当するため、採用背景や求める人材像など、精度の高い情報を得られます。

ロンドン発祥の日系エージェントで、外資系・グローバル企業への転職支援実績が豊富。英文レジュメ作成や英語面接対策にも対応してくれます。

語学力を活かしたい方、管理職やクラウドアーキテクトへのキャリアアップを目指す方に向いています。

サービス概要
サービス名	JACリクルートメント
運営会社	株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国／海外（中国、シンガポールなど）
料金	完全無料
公式サイト	https://www.jac-recruitment.jp/

doda X｜キャリアを戦略的に考えるハイクラス層向けのスカウトサービス

全体の求人数	65,715件
クラウドエンジニアの求人数	308件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	305件

doda Xは、35年の歴史を持つdodaが運営するハイクラス専門の転職サービスです。

求人数は65,715件。クラウドエンジニア求人は308件、うち305件が年収700万円以上とほぼすべてがハイクラス案件です（2025年12月時点）。

強みは「3つのスカウト経路」。ヘッドハンターからの非公開求人紹介、求人紹介担当からのスカウト、企業からの直接スカウトと、複数のルートで好条件の求人と出会えます。

登録審査なし、完全無料で利用可能。「今すぐ転職するつもりはないけど、キャリアの選択肢を広げたい」という方にも向いています。

現年収600万円以上で、中長期的にキャリアを考えたい方におすすめです。

サービス概要
サービス名	doda X
運営会社	パーソルキャリア株式会社
タイプ	ハイクラス総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	なし ※ヘッドハンターからのサポートあり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国／海外求人も一部あり
料金	完全無料
公式サイト	https://doda-x.jp/

Green｜IT/Web業界に特化。カジュアルな転職活動を始めたい20代向け

全体の求人数	30,243件
クラウドエンジニアの求人数	480件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	378件

Greenは、IT・Web業界に特化した転職サイトです。

求人数は30,243件。クラウドエンジニア求人は480件、うち378件が年収700万円以上となっています（2025年12月時点）。DeNA、メルカリ、サイバーエージェント、Cygamesなど、有名IT企業の求人が多数掲載されています。

強みは「カジュアルな転職活動ができる」こと。「気になる」ボタンで企業への興味を気軽に伝え、マッチングすればカジュアル面談から始められます。いきなり正式な面接ではないため、気負わず企業の雰囲気を確認できます。

企業の担当者と直接やり取りできるのも特徴。社員のリアルな口コミも読めるので、入社後のミスマッチを防ぎやすくなっています。

まずは情報収集から始めたい方、転職を急いでいない20代〜30代のエンジニアに向いています。

サービス概要
サービス名	Green
運営会社	株式会社アトラエ
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	なし
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国（首都圏中心）
料金	完全無料
公式サイト	https://www.green-japan.com/

type転職エージェントIT｜首都圏のIT・Web転職に強く、丁寧なカウンセリングが評判

全体の求人数	公開求人：8,724件 非公開求人：30,013件
クラウドエンジニアの求人数	公開求人：78件 非公開求人：200件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	公開求人：5件 非公開求人：8件

type転職エージェントITは、首都圏（一都三県）のIT・Web業界に特化した転職エージェントです。

求人数は公開8,724件、非公開30,013件。クラウドエンジニア求人は公開78件、非公開200件となっています（2025年12月時点）。

強みは「カウンセリングの丁寧さ」。25年で累計71,200人以上のエンジニア転職を支援してきた実績があり、利用者の78%が年収アップ、転職後の定着率は98.1%を誇ります。

ただし、年収700万円以上のクラウドエンジニア求人は公開・非公開求人含め13件と少なめなので、ハイクラス転職を狙う場合は、レバテックキャリアとの併用がおすすめです。

首都圏での転職を考えていて、じっくり相談しながら転職先を決めたい方に向いています。

サービス概要
サービス名	type転職エージェントIT
運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	主に東京、神奈川、千葉、埼玉
料金	完全無料
公式サイト	https://type.career-agent.jp/

パソナキャリア｜30〜45歳のハイクラス転職に強い。顧客満足度7年連続1位

全体の求人数	49,659件
クラウドエンジニアの求人数	139件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	116件

パソナキャリアは、ハイクラス転職に強い総合型の転職エージェントです。

求人数は49,659件。クラウドエンジニア求人は139件、うち116件が年収700万円以上となっています（2025年12月時点）。

強みは「サポートの質の高さ」。オリコン顧客満足度調査「担当者の対応」で7年連続1位を獲得しており、国家資格を持つコンサルタントが多数在籍しています。

書類添削や1on1の模擬面接、年収交渉まで徹底サポート。面接対策を受けると通過率が20%アップするというデータもあります。転職支援実績が最も多いのは30〜45歳で、年収アップ率は61.7%。

丁寧なサポートを受けながら年収アップを狙いたい方に向いています。

サービス概要
サービス名	パソナキャリア
運営会社	株式会社パソナ
タイプ	総合型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.pasonacareer.jp/

社内SE転職ナビ｜事業会社の社内SE求人に特化したエージェント

全体の求人数	7,717件
クラウドエンジニアの求人数	365件
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	277件

社内SE転職ナビは、事業会社の社内SE・情報システム部門に特化した転職エージェントです。

求人数は7,717件。クラウドエンジニア求人は365件、うち277件が年収700万円以上となっています（2025年12月時点）。

強みは「社内SE特化ならではのマッチング精度」。転職後の定着率は96.5%と高く、企業と求職者双方のニーズを丁寧にヒアリングしてくれます。

SIerや受託企業から事業会社への転職実績が豊富で、インフラエンジニアから上流工程へのキャリアアップ事例も多数。「運用から設計・構築へステップアップしたい」という方にも向いています。

自社サービス開発や安定した環境を求める方におすすめです。

サービス概要
サービス名	社内SE転職ナビ
運営会社	アイムファクトリー株式会社
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	あり
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://se-navi.jp/

TechClipsエージェント｜高年収・成長企業に特化。現役エンジニアがサポート

全体の求人数	694件
クラウドエンジニアの求人数	非公開
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	非公開

TechClipsエージェントは、首都圏の高年収IT企業・成長企業に特化した転職エージェントです。

求人数は694件。すべて年収500万円以上の求人のみを厳選しており、年収アップ率は95%以上を誇ります（2025年12月時点）。

強みは「現役エンジニアがコンサルタント」という点。技術的な話がスムーズに通じるため、スキルや経験を正確に言語化し、企業にアピールしてくれます。

SIer・SESから事業会社やITコンサルタントへの転職実績も多数。転職後1年以内の離職者ゼロという実績もあり、マッチング精度の高さがうかがえます。

スキルに自信があり、年収500万円以上を目指す経験者に向いています。

サービス概要
サービス名	TechClipsエージェント
運営会社	notari株式会社
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	可能
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	主に首都圏
料金	完全無料
公式サイト	https://agent.tech-clips.com/

TechStars Agent｜IT・Web・ゲーム業界のスター選手を発掘するエージェント

全体の求人数	20,000件以上
クラウドエンジニアの求人数	非公開
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	非公開

TechStars Agentは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

求人数は20,000件以上。取引社数は1,800社を超え、スタートアップから上場企業まで幅広い求人を保有しています（2025年12月時点）。

強みは「キャリア戦略設計」。目先の転職ではなく、5年後・10年後を見据えたキャリアプランを一緒に考えてくれます。入社後定着率99.2%、短期離職率0.45%という実績がマッチング精度の高さを物語っています。

コンサルタントはエンジニア出身や人事経験者が多く、技術的な話がスムーズに通じます。SIer・SESから事業会社への転職実績も豊富で、AWSエンジニアが年収450万円→680万円にアップした事例も。

新しい技術やサービス開発に挑戦したい、成長意欲の高いエンジニアに向いています。

サービス概要
サービス名	TechStars Agent
運営会社	株式会社Branding Career
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	不可
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://branding-career.co.jp/tech-stars/

テックゴー｜年収交渉成功率100%。平均年収UP額138万円の実績

全体の求人数	10,000件以上
クラウドエンジニアの求人数	非公開
年収700万円以上のクラウドエンジニア求人	非公開

テックゴーは、ITエンジニアに特化した転職エージェントです。

求人数は10,000件以上。メガベンチャー、大手事業会社、ITコンサルなど幅広い求人を保有しています（2025年12月時点）。

強みは「年収交渉力」。年収交渉成功率は100%で、平均年収アップ額は138万円。20代で平均120万円、30代で平均160万円の年収アップを実現しています。

アドバイザーはメガベンチャーのIT部門出身者やITコンサル出身者が中心で、開発現場の裏側や選考情報を熟知しているため、書類添削や面接対策の精度が高いのも特徴です。

年収アップを重視して転職したい方に向いています。

サービス概要
サービス名	テックゴー
運営会社	株式会社MyVision
タイプ	IT特化型
求人の閲覧	不可
エージェント機能	あり
スカウト機能の有無	なし
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://tech-go.jp/

クラウドエンジニア向け転職エージェントの選び方

転職エージェント選びは、転職の成功を左右する重要なステップです。

ここでは、複数のエージェントの中から自分に合った一社を見つけるための選び方を4つのポイントに絞って解説します。

それぞれ詳しく解説していきます。

選び方①：自分の目的（未経験・年収UPなど）に合った強みを持つエージェントを選ぶ

転職エージェントには、それぞれ得意な領域があります。

たとえば、未経験者の転職支援に強いエージェント、ハイクラス転職に特化したエージェント、IT業界専門のエージェントなど。自分の転職目的に合わないエージェントを選んでしまうと、紹介される求人がミスマッチになりがちです。

まずは「自分が何を実現したいのか」を明確にしましょう。

目的が定まったら、その目的に合った強みを持つ転職エージェントを選びます。

エージェントの強みを見極めるには、公式サイトの「転職実績」や「転職成功事例」をチェックするのが有効です。

「未経験から年収400万円を実現」「30代で年収150万円アップ」など、自分に近い事例が多く掲載されている転職エージェントは、転職目的とも相性が良い可能性が高いといえます。

選び方②：クラウドエンジニアの求人数で選ぶ

求人数の多さは、紹介してもらえる企業の選択肢の広さに直結します。

多くの求人を比較することで、自分の希望にマッチした企業に出会える確率が高まります。逆に求人数が少ないと、「紹介できる求人がありません」と言われてしまうケースも。

各転職エージェントの公式サイトで「クラウドエンジニア」「AWS」「Azure」などのキーワードで検索し、公開求人数を確認しましょう。

【検索例】

引用：レバテックキャリア

ただし、公開求人数だけで判断するのは早計です。エージェントによっては、非公開求人を多数保有している場合もあります。

公開求人数はあくまで「目安」として捉え、複数のエージェントに登録して実際に紹介される求人の質と量を比較するのがおすすめです。

選び方③：希望年収帯の求人数で選ぶ

転職エージェントが持つ求人の「年収レンジ」は、そのエージェントの得意な層を示しています。

年収アップを狙うなら、自分の希望年収帯の求人を豊富に持つ転職エージェントを選ぶことが不可欠です。

本記事で紹介しているサービスの「年収700万円以上のクラウドエンジニア求人数」は以下のとおりです。

サービス名	年収700万円以上の求人数
リクルートエージェントIT	3,321件
ビズリーチIT	2,038件
レバテックキャリア	910件
JACリクルートメント	467件
Green	378件
Geekly	337件
doda X	305件
ワークポート	293件
社内SE転職ナビ	277件
パソナキャリア	116件
type転職エージェントIT	5件

求人数が多いほど、企業とのパイプが太く、ハイクラス求人の交渉力も高いと判断できます。登録後のミスマッチを防ぐためにも、事前に確認しておきましょう。

選び方④：スカウト機能の有無で選ぶ

忙しくて求人を探す時間がない人は、スカウト機能がある転職エージェントを選びましょう。

職務経歴書を登録しておくだけで、興味を持った企業やヘッドハンターから直接オファーが届きます。自分から求人を探す手間が省けるため、現職が忙しい人でも効率的に転職活動を進められます。

本記事で紹介している転職エージェントの中で、スカウト機能があるのは以下の7サービスです。

サービス名	スカウト機能の特徴
ビズリーチIT	企業・ヘッドハンター両方からスカウトが届く
doda X	ヘッドハンター・企業・求人紹介担当の3経路からスカウト
Green	企業の人事担当者から直接スカウトが届く
Geekly	興味を持った企業からスカウトが届く
JACリクルートメント	企業からの直接スカウトあり
パソナキャリア	「タレプロ」機能で企業から面接オファーが届く
社内SE転職ナビ	登録するだけで企業からスカウトが届く

スカウト機能のメリットはもう一つあります。それは「自分の市場価値を客観的に測れる」こと。

どんな企業から、どんな年収帯でスカウトが届くかを見れば、今の自分がどのくらいの市場価値を持っているのかがわかります。「思ったより高い年収でオファーが来た」というケースも珍しくありません。

転職を急いでいない人でも、スカウト機能がある転職エージェントに登録しておくと、キャリアの選択肢が広がります。

クラウドエンジニア向け転職エージェントを使うべき3つの理由【メリット】

独力での転職活動には限界があります。求人探し、書類作成、面接対策、条件交渉…すべてを一人でこなすのは大変です。

転職エージェントを利用すれば、情報収集から選考対策、年収交渉まで、効率的かつ有利に進められます。ここでは、エージェントを使うべき3つの理由を解説します。

理由1：非公開求人を紹介してもらえ、ライバルが少ない環境で選考に臨める

転職エージェントを使う最大のメリットは「非公開求人」にアクセスできることです。

非公開求人とは、企業が一般の転職サイトには掲載していない求人のことで、採用コストを抑えたい、競合他社に知られたくない、ピンポイントで人材を採用したいなど、企業側の事情で非公開にしているケースが多いです。

本記事で紹介している転職エージェントの中でも、非公開求人を多く保有しているサービスがあります。

サービス名	非公開求人数
リクルートエージェントIT	59,013件
type転職エージェントIT	30,013件
パソナキャリア	全体の約60%が非公開

非公開求人は応募者が限られるため、競争率が低く、内定につながりやすい傾向があります。

転職サイトで見つからない好条件の求人に出会えるのは、転職エージェント登録者だけの特権といえるでしょう。

理由2：職務経歴書の添削や面接対策など、専門的なサポートを無料で受けられる

転職エージェントは、職務経歴書の添削や面接対策など、選考通過率を上げるサポートを無料で提供してくれます。

「自分のスキルをどうアピールすればいいかわからない」「面接で何を聞かれるか不安」という方も多いはず。エージェントを使えば、プロの視点から客観的なアドバイスをもらえます。

実際に、本記事で紹介している転職エージェントでも選考対策の効果が数字で示されています。

サービス名	選考対策の効果
レバテックキャリア	初回紹介求人への内定率90%
Geekly（ギークリー）	書類添削で転職成功率20%アップ
パソナキャリア	面接対策で通過率20%アップ

クラウドエンジニアの場合、技術スキルをどう言語化するかが選考のカギになります。

IT業界に詳しいエージェントなら、AWS認定資格やTerraformの経験など、専門的なスキルを企業に響く形で伝える方法を教えてくれます。

理由3：面倒な日程調整や年収交渉を代行してくれるため、在職中でも活動しやすい

転職エージェントは、企業との面接日程の調整や、言い出しにくい年収交渉を代行してくれます。

在職中に転職活動をする場合、仕事が忙しくて企業とのやり取りに時間を割けないことも多いでしょう。エージェントを使えば、面接の日程調整や応募手続きを任せられるため、本業に支障をきたすことなく転職活動を進められます。

年収交渉も大きなメリット。自分で「もっと給料を上げてほしい」と言うのは気が引けますが、エージェントなら第三者として交渉してくれます。

本記事で紹介している転職エージェントの年収アップ実績は以下のとおりです。

サービス名	選考対策の効果
テックゴー	年収交渉成功率100%、平均138万円UP
TechClipsエージェント	年収アップ率95%以上
レバテックキャリア	年収アップ率80%以上、3人に2人が70万円以上の年収UP
Geekly（ギークリー）	ITエンジニアの平均年収UP額80万円

個人で交渉するよりも高い年収を引き出せるケースが多いので、積極的に転職エージェントは使うことをおすすめします。

クラウドエンジニア向け転職エージェントを利用する際の注意点と対策【デメリット】

転職エージェントは便利なサービスですが、注意すべき点もあります。

「担当者と合わない」「転職を急かされる」といったトラブルは、事前に対策を知っておけば回避できます。

ここでは、よくある注意点と対処法を解説します。

注意点1：担当者との相性が合わない、または専門知識が不足している場合がある

「希望と違う求人ばかり紹介される」「クラウドの技術的な話が通じない」という口コミは、どのエージェントでも一定数見られます。

担当者も人間なので、相性が合わないケースはどうしても発生します。

対策としては、初回の面談で「自分のキャリアプラン」や「譲れない条件」を明確に伝えることが重要です。たとえば、「AWSの設計・構築経験を活かしたい」「SESは避けたい」など、具体的に伝えましょう。

希望しない求人が届いた場合は、「このタイプの求人は紹介しないでほしい」とはっきり伝えるのも有効です。

それでも話が噛み合わない場合は、遠慮なく担当者の変更を申し出てください。ほとんどのエージェントで変更は可能です。サポートセンターに連絡すれば対応してもらえます。

複数のエージェントに登録しておくのもおすすめ。一人の担当者に依存するリスクを分散でき、比較することで「良い担当者」の基準もわかるようになります。

注意点2：自分のペースではなく、転職を急かされていると感じることがある

「早く決めたほうがいい」「この求人は人気なので急いだほうがいい」と、転職を急かされるケースがあります。

エージェントは、転職が成立して初めて報酬が発生するビジネスモデル。早期に転職を決めてもらいたいという事情があるのは事実です。

ただし、主導権はあくまであなたにあります。

対策としては、最初の面談で転職の希望時期やペースを明確に伝えておくこと。「良い求人があれば検討したい」「半年後を目標にしている」「まずは情報収集だけ」など、自分のスタンスをはっきり伝えましょう。

それでも急かされると感じたら、「検討する時間がほしい」と伝えれば大丈夫です。無理に合わせる必要はありません。

焦って転職先を決めてしまうと、入社後のミスマッチにつながります。自分のペースを守ることが、転職成功の秘訣です。

登録から内定まで簡単5ステップ！転職エージェントの利用の流れ

転職エージェントの利用は難しくありません。

登録から内定・入社までの基本的な流れを5つのステップで解説します。各ステップで何をすべきか把握しておけば、スムーズに転職活動を進められます。

ステップ	やること	期間の目安
①登録	公式サイトから会員登録	5〜10分
②面談	キャリアアドバイザーと面談	30〜60分
③求人紹介・応募	求人を選び、応募書類を準備	1〜2週間
④書類選考・面接	選考対策を受けて面接に臨む	2〜4週間
⑤内定・入社	条件交渉、退職手続き、入社	1〜2か月

ステップ1：公式サイトから登録（5分程度で完了）

まずは気になるエージェントの公式サイトから会員登録を行います。

入力項目は、氏名、連絡先、現在の職種、希望条件など。5〜10分程度で完了します。

最初は詳細な職務経歴を入力しなくても大丈夫です。履歴書や職務経歴書の準備も、この段階では不要な場合がほとんど。

まずは気軽に登録してみましょう。

ステップ2：キャリアアドバイザーとの面談（オンラインが主流）

登録後、担当のキャリアアドバイザーから連絡があり、面談の日程を調整します。

面談はオンライン（Zoom等）が主流で、所要時間は30〜60分程度。平日夜や土日に対応しているエージェントも多いです。

面談では、これまでの経験やスキル、今後のキャリアプラン、希望条件などを詳しく伝えます。

正直かつ具体的に話すことが重要。「年収600万円以上」「リモートワーク可」「AWSの設計経験を活かしたい」など、希望条件は遠慮なく伝えましょう。

ステップ3：求人紹介・応募

面談内容をもとに、アドバイザーがあなたに合った求人を紹介してくれます。

非公開求人が含まれていることも多いので、転職サイトでは見つからなかった求人に出会えるチャンスです。

興味のある求人があれば、アドバイザー経由で応募。応募書類（履歴書・職務経歴書）はこの段階までに準備し、添削を受けておきましょう。

書類の書き方がわからなくても大丈夫。アドバイザーが添削してくれるので、まずは自分で書いてみてください。

ステップ4：書類選考・面接

書類選考に通過したら、いよいよ面接です。

面接日程の調整はすべてエージェントが代行してくれるので、企業とのやり取りに時間を取られる心配はありません。

事前に模擬面接や想定質問の共有など、選考対策をしてもらえます。過去の面接で聞かれた質問や、面接官の人柄など、求人票にはない情報を教えてもらえることも。

対策を受けたうえで、自信を持って本番に臨みましょう。

ステップ5：内定・入社（条件交渉と退職サポート）

無事に内定が出たら、給与や入社日などの条件交渉をエージェントが代行してくれます。

「年収をもう少し上げてほしい」「入社日を1か月後にしたい」など、自分では言いにくい交渉も任せられます。

内定を承諾したら、現職への退職交渉が必要です。退職の伝え方やタイミングについても、アドバイザーに相談できます。

円満退職からスムーズな入社まで、最後までサポートしてくれるので安心です。

転職成功率を上げる！転職エージェントを最大限に活用する4つのコツ

転職エージェントは、ただ登録するだけではかなりもったいないです。「使いこなす」という意識を持つことで、得られる情報の質やサポートのレベルが大きく変わります。

クラウドエンジニア転職の成功確率を格段に上げるための、具体的な活用術を4つ紹介します。

コツ1：複数のエージェントに登録し、情報を多角的に比較・検討する

1社に絞らず、2〜3社のエージェントに登録するのが基本です。

転職エージェントによって保有する求人が異なり、担当者との相性もさまざま。複数登録することで、選択肢が広がります。

各社が持つ非公開求人を紹介してもらえるのも大きなメリットです。A社にはない求人がB社にあった、ということも珍しくありません。

アドバイスも多角的に聞くことで、より客観的な判断ができます。「この企業はおすすめ」と言われても、別の転職エージェントに聞くと違う意見が返ってくることもあります。複数の視点を持つことで、自分に合った判断ができるようになります。

コツ2：経歴やスキルは正直に伝える。嘘は必ずバレて信頼を失う

経歴やスキルを偽って伝えても、選考過程で必ず発覚してしまいます。

面接で技術的な質問をされたとき、実務経験がなければ答えられません。入社後に嘘が発覚すれば、試用期間中の解雇もありえます。

できないことはできないと認めたうえで、「今後学んでいきたい」「資格取得に向けて勉強中」など、学習意欲を示す方が好印象です。

正確な情報をもとにしてこそ、アドバイザーは最適な求人を紹介できます。見栄を張らず、ありのままの自分を伝えましょう。

コツ3：連絡には24時間以内に返信するなど、主体的な姿勢を見せる

アドバイザーからの連絡には、できるだけ早く返信しましょう。目安は24時間以内です。

転職への意欲が高いと判断されれば、より優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が高まります。逆にレスポンスが遅いと、「本気度が低い」と思われてしまうことも。

受け身ではなく、自分からも積極的に質問や相談をすることが大切です。

「この企業の残業時間は?」「この求人の選考難易度は?」など、気になることは遠慮なく聞きましょう。主体的な姿勢が、より良いサポートにつながります。

コツ4：推薦文は必ず確認させてもらう。客観的な評価を知るチャンス

転職エージェントは企業に推薦する際、「推薦文」を作成します。

推薦文は、自身の強みや人柄、推薦理由などをまとめた書類です。企業の採用担当者が最初に目にする情報なので、選考にも大きく影響します。

「推薦文を見せてもらえますか?」とお願いすれば、見せてもらえるケースがほとんどです。遠慮せずに確認しておきましょう。

第三者から見た自分の強みや評価を客観的に知ることができ、面接でのアピールポイントの参考にもなります。内容に齟齬があれば、修正をお願いすることも可能です。

クラウドエンジニアの転職市場とキャリアのリアル

転職活動を始める前に、クラウドエンジニアという職種の現状を正しく理解しておくことが重要です。

仕事内容、年収相場、将来性、未経験からの難易度など、気になる点をデータに基づいて解説します。「やめとけ」「きつい」といったネガティブな噂の真相にも触れ、転職後のミスマッチを防ぎましょう。

クラウドエンジニアの平均年収は？年代・スキル別のリアルな相場を解説

求人ボックス給料ナビによると、クラウドエンジニアの平均年収は約495万円。日本の平均年収と比較すると高い傾向にあります。

全体の給与幅は約350〜1,200万円と幅広く、勤務先や経験・スキルによって大きな差が出ます。

特にAWSエンジニアは高い給与水準で推移しています。Indeedによると、日本国内のAWSエンジニアの平均年収は約696万円で、クラウドエンジニア全体の平均を大きく上回ります。

年代・スキル	年収目安
20代前半	339万円
20代後半	445万円
30代前半	533万円
30代後半	573万円
40代	616万円
AWS認定資格保有者	+50〜100万円
設計・構築担当	600〜800万円
アーキテクト/PM	800〜1,200万円

AWS認定資格を有し、構築〜設計〜自動化まで一貫して対応できる人材の需要が非常に高いことが要因です。

AWSだけでなくAzureやGCPを含む「マルチクラウド戦略」に関わるエンジニアは、企業のクラウド統合や最適化をリードできる存在として、年収1,000万円超も十分に視野に入っていきます。

参照元：求人ボックス給料ナビ（2025年11月時点）、Indeed Japan（2025年10月時点）、厚生労働省

仕事内容は？インフラ構築から開発・運用まで多岐にわたる業務

クラウドエンジニアの主な仕事内容は、「設計」「構築」「運用・保守」の3つのフェーズに分けられます。

フェーズ	主な業務内容
設計	要件定義 クラウドアーキテクチャ設計 セキュリティ設計
構築	AWS/Azure/GCPでのインフラ構築 IaC（Terraform等）でのコード化
運用・保守	監視 障害対応 パフォーマンス最適化 コスト管理

インフラエンジニアとの違いは、物理サーバーではなくクラウドサービスを扱う点です。近年はSRE（Site Reliability Engineering）との境界も曖昧になっており、運用自動化やCI/CDの知識も求められるようになっています。

企業やプロジェクトによって担当領域は異なります。設計から運用まで一貫して担当する場合もあれば、構築だけを専門に行う場合もあります。

「クラウドエンジニアはやめとけ・きつい」は本当？噂の真相と将来性

クラウドエンジニアが「やめとけ」「きつい」と言われる理由は主に3つあります。

ただし、これらの大変さを上回る魅力があるのも事実です。

クラウド市場は年々拡大しており、AWSやAzureのスキルを持つエンジニアの需要は高まる一方です。リモートワークがしやすい職種でもあり、働き方の柔軟性も魅力です。

向いているのは、「新しい技術を学ぶのが好きな人」「インフラの仕組みに興味がある人」「論理的に問題を解決するのが得意な人」です。

「きつい」と感じるかどうかは、学習を楽しめるかどうかで大きく変わるので人それぞれなのが正直なところです。

未経験からクラウドエンジニアへの転職は可能？

未経験からの転職は可能ですが、相応の学習が必要です。最低限身につけておきたい知識・スキルは以下のとおりです。

分野	内容
インフラ基礎	ネットワーク（TCP/IP、DNS）、サーバー（Linux）の基本
クラウド	AWS/Azure/GCPいずれかの基本操作
コマンド操作	Linuxコマンド、シェルスクリプト
IaC	Terraform、CloudFormationの基礎（あれば尚可）

未経験者が転職を成功させるには、資格取得が有効です。AWS認定クラウドプラクティショナー（CLF）は、未経験者でも取得しやすい入門資格。

さらに、自分でAWSアカウントを作成し、実際にEC2やS3を触った経験をポートフォリオとしてまとめておくと、面接でのアピール材料になります。

クラウドエンジニア転職で有利になる資格3選

資格はスキルを客観的に証明する上で有効です。特に評価されやすい3つの資格を紹介します。

資格名	難易度	おすすめの人
AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト	★★☆	AWSでのクラウド構築経験者
Microsoft Azure Administrator	★★☆	Azure環境での運用・管理経験者
Google Cloud Professional Cloud Architect	★★★	GCPでのアーキテクチャ設計経験者

未経験者は、まずAWS認定クラウドプラクティショナー（CLF）やAzure Fundamentals（AZ-900）など、基礎レベルの資格から始めるのがおすすめです。

経験者は、より上位の専門資格（セキュリティ、ネットワーク、DevOpsなど）を取得することで、市場価値をさらに高められます。

資格は「あれば有利」ですが、実務経験がないと評価されにくいのも事実。資格取得と並行して、実際に手を動かす経験を積むことが大切です。

クラウドエンジニアの転職に関するよくある質問（FAQ）

転職エージェントの利用にあたってよくある疑問にお答えします。

「なぜ無料？」「何社登録すべき？」といった質問もまとめました。

Q. 転職エージェントはなぜ無料で利用できるのですか？

A. 転職エージェントは、採用が決定した企業から「紹介手数料」を受け取るビジネスモデルだからです。

求職者側は一切費用をかけずに、求人紹介・書類添削・面接対策・年収交渉まで、すべてのサポートを無料で利用できます。

「無料だと質が悪いのでは？」と心配する必要はありません。むしろ、採用を成功させないと報酬が発生しないため、エージェント側も本気でサポートしてくれます。

Q. 転職サイトと転職エージェントの違いは何ですか？

A. 大きな違いは「サポートの有無」です。

転職サイトは自分で求人を探して応募する「求人広告媒体」。一方、転職エージェントはキャリアアドバイザーが介在し、求人紹介から内定まで一貫してサポートしてくれます。

自分のペースで進めたいなら転職サイト、プロのサポートを受けたいなら転職エージェントがおすすめです。

Q. 何社くらいのエージェントに登録するのがおすすめですか？

A. 2〜3社への登録がおすすめです。1社だけだと情報が偏りやすく、多すぎると連絡の管理が煩雑になります。

おすすめの組み合わせは、IT特化型（レバテックキャリア、Geeklyなど）と総合型（リクルートエージェントIT、ビズリーチITなど）をバランスよく登録すること。

それぞれの強みを活かしながら、幅広い求人にアクセスできます。

Q. 相談だけでも利用可能ですか？

A. はい、相談だけでもまったく問題ありません。

「すぐに転職するつもりはないけど、キャリアの方向性を相談したい」「市場価値を知りたい」といった目的で利用する人も多くいます。

登録時や面談時に「まずは情報収集が目的です」と正直に伝えればOK。アドバイザーも長期的な視点でサポートしてくれます。

まとめ：最適な転職エージェントを選んで、市場価値の高いクラウドエンジニアへ

クラウドエンジニアは、AWS・Azure・GCPの普及とともに需要が高まり続けている職種です。

平均年収は約495万円、AWSエンジニアに限れば約696万円。経験を積めば年収1,000万円以上も十分に狙えます。

転職エージェント選びのポイントは、以下の3つです。

まずは気になる転職エージェントに登録して、キャリアアドバイザーと話してみてください。

「今すぐ転職するつもりはない」という方も、市場価値の確認やキャリア相談だけでも利用できます。行動することで、次のキャリアが見えてきます。