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リクルートエージェントITの評判は?未経験OK?口コミからわかる実態と後悔しない使い方

リクルートエージェントIT

この記事では、リクルートエージェントITの評判について、実際の利用者からの口コミをもとに解説します。

利用する際のメリット・デメリットや、未経験でも利用できるのか、登録後に後悔しないための具体的な活用術まで、客観的な視点で網羅しています。

読み終えることで、リクルートエージェントITが転職活動に必要かどうかを、自信を持って判断できるようになります。

【アンケート概要】

  • 調査期間:2024年10月30日~2025年8月26日
  • 調査方法:インターネットによるアンケート
  • 調査対象:リクルートエージェントITを利用したことがある男女

※ユーザーアンケートより抜粋

目次

【結論】リクルートエージェントITは、転職初心者から経験者まで「まず登録すべき」一社

リクルートエージェントITは、サービスの強みを最大限に活かせる人と、そうでない人がはっきりと分かれるサービスです。

なぜなら、リクルートエージェントITには「圧倒的な求人数の多さ」という最大の強みがある一方で、「担当者との相性」という注意すべき点もあるからです。

もし、豊富な選択肢の中から、ご自身で主体的に情報を集め、キャリアの主導権を握りたいと考える方であれば、リクルートエージェントITは非常に強力なツールになります。合わない担当者は変更するといった、前向きな行動が苦にならない方には、最高のサービスと言えるでしょう。

一方で、担当者にすべてを任せ、手厚いサポートを受けたいと考える方にとっては、担当者との相性によっては不満が残る可能性も正直にあります。

ご自身の転職活動の進め方と照らし合わせ、利用するかどうかを判断するのが良いでしょう。

リクルートエージェントITとは?IT特化ならではの3つの特徴

リクルートエージェントIT

公式サイト:リクルートエージェントIT

サービス概要
サービス名リクルートエージェントIT
運営会社株式会社インディードリクルートパートナーズ
タイプIT特化型
求人の閲覧可能
エージェント機能あり
スカウト機能の有無なし
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://www.r-agent.com/it_engineer/

リクルートエージェントITは、株式会社インディードリクルートパートナーズが運営する、IT・Web業界に特化した転職エージェントです。

IT業界の転職活動では、技術トレンドや専門用語を理解した上でサポートを受けることが成功の鍵を握ります。そのため、リクルートエージェントITのようなIT業界特化型のサービスは、エンジニアにとって有利な選択です。

リクルートエージェントITには、IT業界に特化しているからこその、3つの大きな特徴があります。

それぞれの特徴について、一つずつ詳しく解説します。

特徴①:IT・Web業界に特化した専門の転職エージェント

リクルートエージェントITの最大の特徴は、IT・Web業界の転職支援に特化している点です。

総合型のエージェントとは違い、キャリアアドバイザーも登録者もIT業界の関係者に絞られます。そのため、業界の深い知見に基づいた、専門的で質の高いマッチングを期待できます。

例えば、総合型エージェントで起こりがちな「専門用語が通じない」といったコミュニケーションの齟齬がありません。

ITエンジニアが自身のキャリアを深く相談するなら、リクルートエージェントITのような専門性の高いIT特化型サービスが適しています。

特徴②:業界最大級のITエンジニア求人数(非公開求人多数)

リクルートエージェントITは、業界トップクラスのITエンジニア向け求人数を誇ります。これは、リクルートグループが長年かけて築き上げた企業との強固な信頼関係によるものです。

2025年11月時点の具体的な求人数は、以下の通りです。

  • 公開求人:179,322件
  • 非公開求人:58,070件

特に注目すべきは、サイト上では公開されていない「非公開求人」です。企業の戦略上、公にできない重要ポジションや、好条件の案件が多数含まれており、登録者だけがアプローチできます。

さらに、主なエンジニア職種ごとの公開求人数を見ても、その豊富さがわかります。

職種名公開求人数
アプリエンジニア80,423件
サーバ・インフラエンジニア33,810件
ネットワークエンジニア33,020件
データベースエンジニア14,950件
セキュリティエンジニア26,560件
通信系インフラエンジニア39,589件
社内SE16,804件
※2025年11月時点

このように、リクルートエージェントITに登録することで、多様な職種の豊富な求人の中から、自身のキャリアプランに最適な企業を探し出すことが可能です。

特徴③:IT業界に精通したキャリアアドバイザーの専門サポート

担当するキャリアアドバイザーは、IT業界の知識が豊富なプロフェッショナルです。アドバイザー自身がIT業界の出身者であったり、長年IT領域を専門にしてきたりした経歴を持ちます。

技術トレンドやエンジニア特有のキャリアパスを深く理解しているため、的確なアドバイスや選考対策が可能です。

例えば「サーバーサイドからフロントエンドにキャリアチェンジしたい」といった専門的な相談にも、具体的な求人を交えて応えてくれます。技術的な話からキャリアの深い悩みまで、安心して相談できる体制です。

リクルートエージェントITの良い評判・口コミからわかるメリット

リクルートエージェントIT利用者へのアンケートやSNSの口コミを分析した結果、主に5つのメリットがあることがわかりました。

実際の利用者の声を交えながら、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット①:業界最大級の求人数で大手・非公開求人も豊富

30代・男性

さすが大手だけあり、IT業界の求人数が圧倒的に多かったです。
特に、他のエージェントでは見かけないような大手企業の非公開求人を紹介してもらえたのが大きな魅力でした。

40代・女性

質の高い好条件の求人が充実していました。前向きに応募したいと思える求人を、複数見つけられたことが嬉しかったです。

40代・女性

求人数が多くて『さすがは大手のリクルートだな』と感心しました。

40代・女性

ハイクラスのエンジニア求人が豊富に揃っていて、前職よりも好条件で働ける企業に応募できるチャンスを得られて嬉しかったです。

ITエンジニアわし(インフラ/情シス)の転職方法
◼︎リクルートエージェント(決め手)
→見極めれば大手優良企業転職チャンスあり。
引用:X

私はリクルートエージェントを使用しましたが、新人のエージェントが担当でした。
それでも時価総額TOP10の求人を紹介してもらえ、内定できます👍
引用:X

リクルートエージェントITの最大のメリットは、業界最大級の求人数です。利用者の口コミからも「さすが大手」という声が多く、他の転職エージェントでは見つからないような求人に出会える可能性が高いです。

特に、一般には公開されていない「非公開求人」には、質の高い好条件のものが多く含まれます。大手優良企業やハイクラスの求人を紹介されたという声も多数ありました。

豊富な選択肢の中から、自身のキャリアプランに最適な企業を見つけられる点が、多くの利用者に評価されています。

メリット②:専門アドバイザーによる手厚い選考対策サポート

40代・男性

担当者のサポートがとても手厚かったことです。
自分の強みや志向に合った求人を多数紹介してくれ、履歴書や職務経歴書の添削も丁寧でした。
面接対策では具体的なアドバイスがもらえ、自信を持って臨むことができました。

20代・男性

面接対策や応募書類の添削が丁寧だった

40代・女性

キャリアアドバイザーの質が高いと感じました。登録時のヒアリングは丁寧でしたし、アドバイスも明確で分かりやすかったです。

40代・女性

IT業界のトレンドに関する情報をアドバイザーから教えてもらえたので、転職活動ではプラスになる部分が多かったです。

20代・男性

サポートが手厚かったりするのがありがたい。特に引き継ぎのタイミングや副業などのタイミングも重なりながらの求職には時間がかかる中で土日もサポートしてくれたのはありがたかった。

リクルートエージェントは面接とか書類選考時のコメントも返してくれるので参考になる。
引用:X

専門アドバイザーによる手厚い選考対策も、高く評価されているメリットの一つです。

口コミを見ると、応募書類の丁寧な添削や、企業ごとの具体的な面接対策が、自信につながったという声が目立ちます。また、IT業界の最新トレンドを教えてもらえたり、選考後のフィードバックをもらえたりする点も、転職活動を進める上で大きな助けになります。

忙しい中でも土日に対応してくれるなど、利用者一人ひとりに寄り添ったサポートが、高い満足度につながっています。

メリット③:未経験からの挑戦にも対応している

30代・男性

IT業界に特化した求人が非常に多い印象でした。
未経験歓迎の求人も取り扱っていたので、自分のスキルにあわせながら応募する企業を探せたことが便利でした。

30代・男性

リクルートエージェントITが主催する転職に役立つセミナーに参加できたので、転職活動を有利に進められました。
セミナーの開催頻度も高くて参加しやすかったです。

40代・女性

セミナーや勉強会に参加し、エンジニアとしてスキルアップして転職活動に臨めたので、とてもありがたかったです。

リクルートエージェントITは、経験者だけでなく、「未経験歓迎」の求人も扱っており、キャリアチェンジの機会があります。

ただし、「未経験歓迎」という言葉には注意が必要です。「職種」と「業界」のどちらの未経験を指すのか、また、教育体制が整っていない企業ではないかを見極める必要があります。

不安な点は、無料で参加できるスキルアップセミナーで知識を補ったり、担当者に企業の研修制度について詳しく確認したりすることで解消できます。注意点を理解した上で活用すれば、未経験からの転職でも心強いサービスです。

メリット④:登録後のレスポンスが早くスピーディー

20代・男性

希望条件に合う求人を迅速に紹介してもらえた

40代・男性

サイトに登録してから、すぐに多方面からスカウトメッセージが届きました。
アドバイザーからの連絡が定期的にあり、自分にあった仕事を数多く提案してくれるので応募企業を選びやすかったです。

30代・男性

リクルートエージェントITを利用しましたが、登録してすぐに6社の求人を紹介してもらえました。
担当の方のレスポンスも早かったので、話が進みやすくて助かりました。

登録後の対応がスピーディーである点も、多くの利用者から評価されています。口コミでは、登録後すぐに複数の求人を紹介してもらえた、担当者のレスポンスが早くて助かったという声が寄せられました。

転職活動は、時にタイミングが重要になります。滞りなくスムーズに話が進むことは、転職を急いでいる方や、効率的に活動を進めたい方にとって大きなメリットです。

メリット⑤:リモート求人も豊富で地方のIT求人も探しやすい

40代・女性

リモートワークができる案件が充実していたところも、ありがたかったです。

リクルートエージェントITは、全国の求人を網羅しているため、地方での転職活動にも強いです。

その強みは、近年需要が高まっているリモートワーク求人の豊富さにも表れています。実際に、2025年11月時点で「リモート可」の公開求人は5,210件(※2025年11月時点)確認できました。

利用者の口コミからも、場所を問わない働き方の選択肢が充実していることがわかります。

この環境により、首都圏の企業に地方からリモートで勤務したり、Uターン・Iターンで地元に戻って働いたりと、自身のライフプランに合わせた柔軟なキャリアを築けます。居住地を問わずキャリアアップの機会を探せる点は、大きなメリットです。

リクルートエージェントITのデメリットの悪い評判・口コミからわかるデメリット【対処法も解説】

リクルートエージェントITは多くのメリットがある一方で、利用する上で注意すべきデメリットも存在します。利用者の正直な口コミを分析すると、主に以下の5つの点が挙げられました。

利用する際に生じるデメリット自体はありますが、原因を理解し正しく対処することで、その多くは回避できます。

ここでは、具体的な利用者の声と、それぞれの対処法を合わせて解説します。

デメリット①:担当者によってサポートの質や専門性に差がある

45歳・男性

アドバイザーは自分の場合はずれだったのでサポートをかんじられなかった。
サポートはあまり手厚くなかった

40代・男性

悪かった点としては、担当者によって対応の質に差があると感じました。
最初の担当者はやや事務的で、こちらの希望を十分に理解していないように思えた場面もありました。

40代・女性

キャリアアドバイザーの対応が機械的であまり親切ではないと感じました。

30代・男性

求人の紹介は熱心でもそれ以外のサポートが十分ではありませんでした。

転職のエージェントのサービスで、リクルートエージェントはITエンジニアにかなり弱い印象を持ったな。
例えば資格試験。
現場で働く人達が推奨してる資格試験とか全く把握していない。Azure関連資格の存在も知らない。
でもAzure出来る人は需要があるという。
引用:X

リクルートエージェントは求人情報は多いものの、担当エージェントの仕事次第では適切なサポートは期待出来ません。
エージェントというよりも求人プラットフォームとして利用する方が期待値とずれがなくてよいと思います。
引用:X

利用者の不満として最も多く見られたのが、担当者によるサポートの質のばらつきです。多数のキャリアアドバイザーが在籍しているため、経験やIT知識、利用者との相性に差が生まれることがあります。

口コミにもあるように、対応が事務的であったり、ITの専門知識が不足していると感じる担当者に当たる可能性はゼロではありません。

もし担当者と合わないと感じた場合は、我慢する必要はありません。リクルートエージェントITには公式な担当者変更制度があるため、遠慮なく変更を申し出るのが賢明です。自分に合うエージェントを見つけることが、転職成功への近道になります。

デメリット②:希望条件と異なる求人を紹介されることがある

45歳・男性

自分とはマッチする求人がそこまで多いとは感じなかった

30代・男性

希望条件と少しズレる求人を勧められることもあり、本当に自分に合っているのか疑問に思う場面も。質より量を重視する印象でした。

20代・男性

希望と異なる求人を紹介される、アドバイスが的外れだったなどの不満です。また、リモート希望にもかかわらずフル出社の求人が多いように思いました。

30代・男性

紹介された求人はミスマッチが多かったです。断ろうとしてもアドバイザーからは強く推されたため、余計に不満だと感じました。

20代・女性

希望条件と合わない求人紹介です。

希望条件と合わない求人や、ミスマッチな求人を紹介されたという声も少なくありません。多くの求職者をサポートしているため、時に機械的な紹介になったり、担当者とのコミュニケーションに齟齬が生まれたりすることが原因と考えられます。

このようなミスマッチを防ぐには、初回面談時に希望条件をできるだけ具体的に伝えることが重要です。「絶対に譲れない条件(MUST)」と「できれば叶えたい条件(WANT)」に分けて優先順位を明確にしましょう。

また、希望に合わない求人を紹介された際は、その理由をフィードバックすることで、以降の提案精度を高められます。

デメリット③:求人の量が多すぎて情報の取捨選択が大変

40代・男性

紹介される求人の量が多すぎて、取捨選択に時間がかかることも少し負担でした。

エージェントからは片っ端から応募するように言われるけど、無視して本当に行きたい企業狙い撃ちがおすすめ。
引用:X

メリットでもある求人数の多さが、時にはデメリットになるケースもあります。特に情報収集の初期段階では、大量の求人を紹介されてしまい、どれが自分に合うのか取捨選択するのに時間がかかり、負担に感じる可能性があります。

この問題を避けるには、紹介してもらう求人の量を自分でコントロールすることが大切です。「特に希望条件に合致するものを週に5件程度に絞って紹介してほしい」と具体的に依頼すれば、情報の洪水に飲まれるのを防げます。

デメリット④:連絡が多すぎる・遅いなどペースが合わない場合がある

30代・男性

担当アドバイザーからの電話やメールが多くて余計な手間が増えました。とくに大量のメールが届いたので、ストレスを感じました。

20代・女性

対応が遅い、連絡頻度が高すぎる、面談予約が取りにくいです。

20代・男性

担当者の連絡が遅い

利用者によって「連絡が多すぎる」「逆に遅い」といった、連絡ペースに関する不満が見られました。これは、担当者が良かれと思って連絡している場合と、利用者側が希望するペースとの間にギャップが生まれるために起こります。

転職活動をストレスなく進めるためにも、面談の最初に希望の連絡手段とペースを伝えておくことをおすすめします。「連絡は基本的にメールで、週に1〜2回程度を希望します」といった形で具体的に伝えることで、お互いスムーズにコミュニケーションを取れるようになります。

デメリット⑤:転職サポート期間が原則3ヶ月と短い

40代・女性

転職サポートの目安とされる期間が3ヶ月でした。期間内になかなか転職が決まらず焦ってしまったので、無期限でサポートしてほしいと感じました。

リクルートエージェントITの転職サポート期間は、原則として面談から3ヶ月が目安となっています。そのため、自分のペースでじっくり転職活動を進めたい方にとっては、この期間が短く感じられ、焦りの原因になることがあります。

ただ、この3ヶ月という期間はあくまで目安です。もし期間が近づいてきたら、担当者にサポートの継続を相談してみましょう。転職意欲をしっかりと示すことで、多くの場合、柔軟に期間を延長してもらえます。

リクルートエージェントITの最強活用術10選

リクルートエージェントITのメリットを最大限に引き出し、デメリットを回避するには、受け身ではなく能動的にサービスを「使いこなす」姿勢が重要です。

実際の利用者の口コミから見えてきた、転職成功の確率を上げるための具体的な活用術を以下に10個まとめました。

①面談前にキャリアプランと希望条件を整理しておく

初回面談の質を高めるためには、事前の準備が最も重要です。面談は、担当者が求職者を深く理解し、最適な求人を見つけるための出発点になるからです。

具体的には、これまでの経験を振り返る「キャリアの棚卸し」と、今後の希望を明確にする「キャリアプランの言語化」を行いましょう。

特に希望条件は、「年収550万円以上は絶対」のような譲れない条件(MUST)と、「リモートワークができれば尚良い」といったできれば叶えたい条件(WANT)に分けて整理することをおすすめします。

事前に自身の考えを整理しておくことで、担当者との間に共通認識が生まれます。結果として、初回から精度の高い求人提案を受けられ、転職活動をスムーズに進めることが可能です。

②経歴・スキルは正直に、意見や要望は曖昧にせず伝える

担当者から精度の高い提案を引き出すには、正直で具体的なコミュニケーションが大切です。担当者は、求職者から聞いた情報を元に、最適な求人を探してくれる大切なパートナーだからです。

例えばスキル面では、得意なことだけでなく「ここはまだ経験が浅いです」と正直に伝えることが、かえって信頼関係を築くきっかけになります。また、企業への希望も「雰囲気が良い会社」ではなく、「チームでのコミュニケーションが活発な文化の会社」のように、具体的な言葉で伝えてみましょう。

少し勇気がいるかもしれませんが、正直に、そして具体的に話すことで、担当者は真の理解者になります。その結果、ミスマッチのない、満足のいく転職活動につながります。

③転職意欲の高さと希望時期を明確に伝える

転職意欲の高さと希望時期を、担当者に明確に伝えることをおすすめします。キャリアアドバイザーは多くの求職者を担当しているため、転職への熱意が高い方から優先的にサポートする傾向があるからです。

具体的な伝え方としては、「良い求人があればすぐにでも転職したいです」や「3ヶ月後の〇月までには転職先を決めたいです」といった意思表示が有効です。

もし、まだ情報収集の段階であれば、その旨を正直に伝えることも大切です。「まずは情報収集が目的ですが、良いお話があれば前向きに検討します」と伝えれば、担当者も状況に合わせたサポートができます。

自身の状況を正直に伝えることで、担当者は適切な距離感で、質の高いサポートを提供してくれます。

④担当者との連絡をこまめに取り、関係性を構築する

担当者からの連絡を待つだけでなく、こちらからもこまめに連絡を取ることを意識しましょう。能動的なコミュニケーションは、担当者との良好な関係構築につながり、結果としてサポートの質を高めるからです。

例えば、求人応募後の状況確認や、転職活動で新たに生まれた疑問について、気軽に相談の連絡を入れてみてください。そうすることで、担当者は求職者の転職意欲の高さを再認識し、より親身なサポートや、有益な非公開求人の紹介をしてくれる可能性が高まります。

もちろん、連絡が多すぎるとお互いの負担になりかねません。最初に「週に1〜2回程度、メールで連絡を取り合いたいです」と希望のペースを伝えておくと、スムーズな関係を築けます。

⑤紹介された求人には、フィードバックを必ず返す

紹介された求人に対して、具体的なフィードバックを返すことは非常に重要です。そのフィードバックが、次に紹介される求人の精度を直接的に高めるからです。

もし興味がない求人であれば、ただ断るのではなく「なぜ興味がないのか」を具体的に伝えましょう。担当者はその理由を学ぶことで、求職者の判断基準への理解を深めていきます。

例えば、「A社の事業内容は魅力的ですが、私の希望するモダンな開発環境とは少し違うと感じました」といった形で返事をすると、担当者は次に「モダンな開発環境」の求人を探してくれるようになります。

この丁寧なコミュニケーションの繰り返しが、最終的に理想の求人との出会いにつながります。

⑥希望に合う求人へは積極的に応募し、選択肢を増やす

少しでも興味を持った求人には、積極的に応募することをおすすめします。転職活動の主導権を握り、より良い条件での転職を実現する可能性を高めるためです。

求人票だけでは、企業の本当の魅力や社内の雰囲気、自分との相性を完全には判断できません。実際に面接に進むことで、書類上では分からなかったポジティブな発見があるかもしれません。

また、複数の選考を同時に進めることで、面接の経験を積むこともできます。

最終的に複数の内定を獲得できれば、それぞれの条件を冷静に比較し、最も自分に合う企業を自分の意思で選べます。後悔しない転職のためにも、まずは選択肢を増やすことから始めましょう。

⑦「担当者が合わない」と感じたら、遠慮なく変更を申し出る

担当者との相性が合わないと感じた場合、我慢せずに変更を申し出ることが大切です。これは、担当者の質のばらつきというデメリットに対する、最も有効な対策です。

担当者の変更を依頼することは、利用者の正当な権利です。変更を申し出たからといって、その後のサポート内容が不利になることは一切ありません。

むしろ、相性の良い担当者と二人三脚で活動を進めるほうが、転職成功の確率は格段に上がります。時間を無駄にしないためにも、違和感を覚えたら早めに行動に移しましょう。

担当者の変更は、リクルートエージェントITの公式サイトにあるヘルプページ内のフォームや、メールで簡単に依頼できます。

⑧企業への推薦文は、提出前に必ず内容を確認する

担当者が企業へ提出する推薦文は、応募書類と同じくらい選考に影響を与える重要な書類です。そのため、提出される前に必ず内容を確認させてもらいましょう。

キャリアアドバイザーは、面談で聞き取った内容をもとに、客観的な視点から求職者の強みをアピールする推薦文を作成します。しかし、そこに事実誤認や意図しないニュアンスが含まれている可能性はゼロではありません。

「推薦文の内容を、一度確認させていただいてもよろしいでしょうか」と丁寧に依頼し、自分の強みや経歴が正しく、魅力的に伝わっているかをチェックすることが大切です。

このひと手間をかけることで、より万全の状態で選考に臨めます。

⑨複数の転職サービスを併用する

転職活動を成功させるためには、複数の転職サービスを併用することが基本戦略となります。一つのサービスだけに依存すると、情報が偏ったり、担当者との相性が悪かった場合に活動が停滞するリスクがあるからです。

複数のサービスに登録することで、それぞれの強みを活かした情報収集が可能です。

例えば、リクルートエージェントITを「求人数の多さを活かすためのメインサービス」と位置づけ、他社を「ハイクラス求人に強いサブサービス」や「未経験者支援に特化したサービス」として使い分けるのが賢い方法です。

また、複数のキャリアアドバイザーから意見を聞くことで、より客観的な視点を持って自身のキャリアを考えられます。視野を広げ、後悔のない選択をするためにも、2〜3社のサービスを併用することをおすすめします。

⑩他社転職サービスで応募した企業には重複してエントリーしない

複数の転職サービスを併用する際、最も注意すべきなのが「重複応募」です。

同じ企業に対して、異なる転職エージェントから応募することは絶対に避けましょう。

採用企業側から見ると、重複応募は「情報管理ができていない」「入社意欲が低い」といった良くない印象につながる可能性があります。また、知らずに応募してしまった場合でも、転職エージェントとの信頼関係を損ねる原因になりかねません。

このようなトラブルを防ぐためにも、応募状況はきちんと自己管理することが大切です。

どの企業の選考に、どのエージェント経由で進んでいるのかを、スプレッドシートのようなツールで一覧にしておくことをおすすめします。丁寧な管理が、スムーズな転職活動を支えます。

リクルートエージェントITの登録から内定・入社までの流れ6ステップ

ここでは、リクルートエージェントITに登録してから、内定・入社に至るまでの具体的な流れを6つのステップで解説します。

全体の流れをあらかじめ把握しておくことで、安心して転職活動を始められます。具体的なステップは以下の通りです。

STEP1:公式サイトから無料会員登録

まず、リクルートエージェントITの公式サイトから無料会員登録を行います。登録フォームでは、これまでの職務経歴や習得スキル、希望条件などを入力します。

入力にかかる時間はおおむね5分から10分程度です。

この登録情報をもとに、担当のキャリアアドバイザーが決まったり、紹介される求人の傾向が決まったりします。そのため、できるだけ正確な情報を入力することが、その後の転職活動をスムーズに進めるための第一歩です。

STEP2:担当者からの連絡・キャリア面談の日程調整

会員登録後、通常は数日以内に担当者から電話またはメールで連絡が来ます。その連絡の中で、キャリアアドバイザーとの面談日程を調整します。

面談の方法は、対面・電話・オンラインから都合の良いものを選べます。面談時間は1時間から1時間半程度が目安です。

平日夜間や土日の面談にも対応しているため、現職が忙しい方でも日程を調整しやすいです。

STEP3:キャリアアドバイザーとの面談

次に、IT業界に精通したキャリアアドバイザーとの面談が行われます。面談では、これまでの経歴や転職を考えた理由、今後のキャリアプランや希望条件について詳しく話します。

服装は私服で問題ありません。リラックスして臨みましょう。

ここでの対話が、紹介される求人の質を大きく左右します。自身の考えや希望を正直に話すことが、最適なマッチングにつながる重要なステップです。

STEP4:求人紹介・応募

面談で伝えた内容に基づいて、キャリアアドバイザーから希望に合う求人が紹介されます。一般には公開されていない、非公開求人を提案されることもあります。

紹介された求人の中に興味のある企業が見つかったら、応募の意思を担当者に伝えます。その後の応募手続きは、すべてアドバイザーが代行してくれます。

自分一人では見つけられないような、思わぬ優良企業との出会いが期待できます。

STEP5:書類選考・面接対策・面接

応募後は、書類選考と面接に進みます。リクルートエージェントITでは、選考の通過率を高めるための手厚いサポートを受けられます。

具体的には、応募企業に合わせた履歴書や職務経歴書の添削、過去の質問事例に基づいた模擬面接といった対策を行います。

面接日程の調整や、自分からは言いにくい給与の交渉も代行してくれるため、選考対策に集中できます。

STEP6:内定・退職交渉・入社

無事に内定が出た後も、入社までサポートは続きます。給与や待遇といった労働条件の最終確認や、必要であれば給与交渉も代行してくれます。

また、現職を円満に退社するためのアドバイスや、入社日の調整もサポートの範囲内です。

内定がゴールではなく、スムーズな入社まで一貫して支援してくれるため、安心して新しいキャリアをスタートできます。

リクルートエージェントITと併用がおすすめの転職エージェント3選

転職活動の成功確率を高めるためには、2〜3社の転職エージェントを併用することが基本戦略です。特に、自身のキャリアの段階や転職の目的に合わせて、リクルートエージェントITと組み合わせるパートナーを選ぶことが重要です。

ここでは、求職者のタイプ別におすすめの併用パターンを3つ紹介します。

リクルートエージェントITを「幅広い求人を探すための軸」としながら、自身の状況に合った専門エージェントを組み合わせることで、転職活動をより戦略的に進められます。

こんな方におすすめ併用すべきエージェント
年収アップを目指す経験者(ハイクラス層)      レバテックキャリア
首都圏でスピーディーに転職したい方       Geekly(ギークリー)
IT業界未経験・第二新卒の方       ユニゾンキャリア

ご自身の状況に近いものから、詳細を確認してみてください。

レバテックキャリア|高年収のITエンジニア転職に特化

レバテックキャリア
公開求人数47,349件
年収800万円以上の公開求人数25,458件
※2025年11月時点
レバテックキャリアの特徴
  • ITエンジニアの市場価値を熟知した専門アドバイザーが在籍
  • 年収アップ率の高いハイクラス求人が豊富
  • 企業の技術スタックや開発文化といった内部情報に精通

レバテックキャリアは、ITエンジニアのキャリアアップ支援に特化した転職エージェントです。特に、スキルや経験を活かして年収を上げたい経験豊富なエンジニアから高い支持を得ています。

キャリアアドバイザーは技術への理解が深く、単なる年収だけでなく、技術的な裁量権やモダンな開発環境、CTOや経営層との距離感といった、エンジニアが本当に知りたい詳細な情報を提供してくれます。

スタートアップのストックオプションや、メガベンチャーのRSU(譲渡制限付株式ユニット)といった報酬体系に関する求人も扱っており、スキルに見合った正当な評価と待遇を得やすいのが特徴です。

リクルートエージェントITと併用し、高待遇の非公開求人を探すことで、キャリアの可能性を最大限に広げられます。

こんな人におすすめ
  • 自身のスキルを活かして年収800万円以上を目指すエンジニア
  • 技術的な裁量権やモダンな開発環境を重視する方
  • キャリアの方向性について専門的なアドバイスが欲しい方
サービス概要
サービス名レバテックキャリア
運営会社レバテック株式会社
タイプIT特化型
求人の閲覧可能
エージェント機能あり
スカウト機能の有無なし
レバテックダイレクトの利用が必要(無料)
対応地域全国
料金完全無料
公式サイトhttps://career.levtech.jp/
※2025年11月時点

Geekly(ギークリー)|首都圏のIT・Web・ゲーム業界に特化

geekly
公開求人数38,235件
東京都の求人数27,088件
神奈川県の求人数3,331件
千葉県の求人数2,270件
埼玉県の求人数2,234件
※2025年11月時点
Geeklyの特徴
  • 首都圏のIT・Web・ゲーム業界に特化した豊富な求人
  • マッチング精度の高さとスピーディーな選考支援
  • 企業との太いパイプによる独占求人・非公開求人

Geekly(ギークリー)は、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)のIT・Web・ゲーム業界の転職支援に特化したサービスです。特に東京都の求人は27,088件(2025年11月時点)と非常に豊富です。

長年にわたり首都圏の企業と深い関係を築いているため、他では見られない独占求人が多く、マッチングの精度が高いと評判です。

職務経歴書だけでは伝わらないポテンシャルや志向性を汲み取り、企業に推薦してくれるのが大きな強みです。また、選考プロセスが迅速に進む傾向にあるため、できるだけ早く転職先を決めたい方にも適しています。

全国の求人をカバーするリクルートエージェントITと、首都圏に特化したギークリーを併用することで、地域的な網羅性を高められます。

こんな人におすすめ
  • 首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)で転職を考えている方
  • Webサービスやゲーム業界に興味があるエンジニア
  • できるだけ早く転職活動を進めたい方
サービス概要
サービス名Geekly(ギークリー)
運営会社株式会社ギークリー
タイプIT特化型
求人の閲覧可能
エージェント機能あり
スカウト機能の有無なし
※一次面接確約サービスあり
対応地域首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)中心
料金完全無料
公式サイトhttps://www.geekly.co.jp/
※2025年11月時点

ユニゾンキャリア|IT未経験・第二新卒の転職支援に特化

ユニゾンキャリア
公開求人数10,000件以上
未経験者向けの公開求人数非公開
※2025年11月時点
ユニゾンキャリアの特徴
  • IT未経験者の支援に特化した専門的なノウハウ
  • キャリアプラン設計から学習サポートまで一貫して支援
  • 書類選考通過率や内定率の高さ

ユニゾンキャリアは、IT業界未経験者や経験の浅い第二新卒の支援に特化した転職エージェントです。

他のエージェントとの大きな違いは、単に求人を紹介するだけでなく、キャリアプランの相談や必要なITスキルの学習サポートまで一貫して支援してくれる点です。

アドバイザーは未経験者転職のプロであり、書類の書き方から面接でのアピール方法まで、未経験者ならではの悩みに寄り添った丁寧なサポートを提供してくれます。

リクルートエージェントITでは経験者向けの求人が中心になるため、未経験者向けのポテンシャル採用求人をユニゾンキャリアで探すという使い分けが理想的です。

こんな人におすすめ
  • IT業界に未経験から挑戦したいと考えている方
  • 第二新卒でエンジニアへのキャリアチェンジを目指す方
  • 転職活動と並行してITスキルの学習も進めたい方
サービス概要
サービス名ユニゾンキャリア
運営会社株式会社ユニゾン・テクノロジー
タイプIT特化型
求人の閲覧可能
エージェント機能あり
スカウト機能の有無なし
対応地域全国(首都圏が中心)
料金完全無料
公式サイトhttps://unison-career.jp/
※2025年11月時点

リクルートエージェントIT利用に関するよくある質問

最後に、リクルートエージェントITを利用する際によくある質問をまとめました。

サービス利用前に疑問点を解消しておくことで、より安心して転職活動をスタートできます。この記事では、以下の質問に一つずつ回答します。

Q. なぜ無料で利用できるのですか?

リクルートエージェントITのサービスは、すべて無料で利用できます。

転職エージェントは、求職者を紹介した企業から成功報酬として手数料を受け取るビジネスモデルで運営されているからです。厚生労働省から認可を受けた正式な事業モデルであり、求職者が費用を請求されることは一切ありません。

登録から求人紹介、面接対策、そして内定後のサポートまで、すべてのサービスを無料で受けられます。安心して利用してください。

Q. IT未経験でも登録・利用できますか?

はい、IT業界での実務経験がない方でも、登録・利用は可能です。

リクルートエージェントITでは、未経験者歓迎の求人も扱っており、特にポテンシャルを重視される第二新卒のような若手層であれば、手厚いサポートを期待できます。

ただし、正直なところ、求人の多くは経験者向けです。そのため、IT未経験からの転職を本気で考えるなら、未経験者支援に特化した「ユニゾンキャリア」のようなエージェントを併用することをおすすめします。

Q. 40代・50代でもIT転職は可能ですか?

はい、40代・50代からでもIT業界への転職は十分に可能です。特に、これまでのキャリアで培ったマネジメント経験や、特定の分野での高い専門スキルは、大きな武器になります。

リクルートエージェントITは求人数が非常に多いため、年齢や特定のスキルセットに見合ったハイクラス求人や管理職ポジションの案件を見つけやすいのが強みです。

実際に、40代でITコンサルタントやプロジェクトマネージャーとして転職を成功させる事例は数多くあります。年齢で諦める必要は全くありません。

Q. 登録を断られる(門前払い)ことはありますか?

経歴や登録のタイミングによっては、紹介できる求人がなく、実質的にサポートを断られてしまうケースはあります。

ただ、これは「門前払い」というよりも、求職者の経歴と、その時点で企業が募集している求人との間にマッチするものがない、という状況です。企業の採用活動が活発でない時期にも起こりえます。

もし断られてしまっても、落ち込む必要はありません。しばらく期間を空けて再登録したり、他の転職エージェントに相談したりすることで、道が開ける可能性は十分にあります。

Q. サポートの期限はありますか?

公式サイトによると、転職サポート期間は、原則として面談から3ヶ月が目安とされています。

しかし、この期間はあくまで目安です。転職活動を継続する意思を担当者にしっかりと伝えていれば、3ヶ月を過ぎてもサポートを延長してもらえる場合がほとんどです。

長期間のサポートを希望する場合は、定期的に担当者とコミュニケーションを取り、自身の転職意欲を伝えておくことが大切です。

Q. 退会方法を教えてください。

リクルートエージェントITからの退会は、公式サイトの専用フォームから簡単に行えます。

ログイン後、ヘルプページ内にある「退会手続き」の案内に従って進めば、数分で手続きは完了します。

退会時に理由を聞かれることがありますが、正直に伝えて問題ありません。もし転職活動を再開したくなった場合は、再登録することも可能です。

まとめ:リクルートエージェントITは「求人数の多さ」が最大の武器。転職活動の軸にすべき一社

本記事では、リクルートエージェントITの評判を、メリット・デメリットの両側面から詳しく解説しました。

総評として、このサービスは「担当者の質にばらつきがある」という注意点はありますが、それを補って余りある「圧倒的な求人数の多さ」が最大の価値です。この豊富な選択肢は、自身の市場価値を客観的に把握し、キャリアの可能性を広げるための強力な土台となります。

したがって、記事で紹介した「主体的な活用術」を実践できる方にとって、リクルートエージェントITは転職成功の確率を最も高められる、転職活動の「軸」となるサービスだと評価します。

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