【2025年最新】ネットワークエンジニアにおすすめの転職エージェント17選！年代・目的別の選び方も徹底解説

ネットワークエンジニア転職の成功は、どの転職エージェントをパートナーに選ぶかで決まると言っても過言ではありません。

しかし、数多くのサービスが存在するため、情報収集だけで時間を浪費し、どのサービスが本当に自身に合っているのかを見極められない、というケースも少なくありません。

この記事では、そんな悩みを解消できる、本当に登録すべき「最強の転職エージェント3社」と戦略的な活用法を厳選してご紹介。

さらに、転職成功の鍵となる転職エージェントの選び方と全17社の比較ランキングまで詳しく解説していきます。

この記事を読めば、自身に最適なサービスが明確になり、自信を持って転職活動の第一歩を踏み出せるようになるでしょう。

【結論】ネットワークエンジニア転職、最強戦略は「3社同時登録」がおすすめ！

ネットワークエンジニアの転職活動で後悔しないための最も確実な第一歩は、特徴の異なる以下の3つのサービスに同時に登録することです。この組み合わせこそが、転職の成功確率を最大化する最強の戦略となります。

転職活動の成功は、「専門性の高い特化型」と「幅広い業界を網羅する総合的な視点」の両方を確保することで決まります。

まず、IT業界内の転職に不可欠な専門性を担保するため、実績トップクラスのレバテックキャリアと首都圏に強いGeeklyという、質の高いIT特化型の転職エージェントを2社併用します。これにより、アドバイザーの意見を比較でき、紹介が偏るリスクをなくせます。

同時に、幅広い業界をカバーする総合的な視点を得るため、ビズリーチITに登録します。IT業界だけでなく、製造業や金融など、あらゆる業界の優良企業からスカウトが届くため、思わぬキャリアの可能性が広がります。

この「特化型エージェント2社＋総合的なスカウトサイト1社」という布陣こそ、現在のネットワークエンジニアの転職市場において、最も合理的で成功確率の高い戦略です。

次の章からは、この基本戦略を踏まえ、自身の状況に最適な転職エージェントを見極めるための「5つの選び方」を詳しく解説していきます。

ネットワークエンジニアの転職エージェント選び方5選

ネットワークエンジニアの転職エージェントを選ぶ際に重要なのは、以下の5つのポイントです。

この記事で紹介するランキングも、この5つの視点に基づいて作成されています。

ポイント1：IT特化型と総合型の転職エージェントをそれぞれ1社以上選ぶ

機会損失を防ぎながらネットワークエンジニア転職を成功させるには、IT業界の専門知識が豊富な「IT特化型」と、求人数の多い「総合型」転職エージェントの2つを併用することが重要です。

一方だけでは、「質の高いサポート」か「圧倒的な求人量」のどちらかが欠けてしまい、最良の選択ができないリスクが高まります。

それぞれのメリットやデメリットは以下の通りです。

タイプ	特徴	メリット	デメリット
IT特化型	主にIT・Web業界の求人を扱う	アドバイザーの専門性が高い 業界の動向や技術に詳しい 質の高い非公開求人が多い	総合型に比べ求人数が少ない IT業界以外の選択肢がほぼない
総合型	全ての業界・職種の求人を扱う	求人数が圧倒的に多い 他業界の社内SE求人なども探せる 全国の求人を網羅している	アドバイザーの専門性にばらつきがある サポートが画一的になる場合がある

具体的な使い分けとしては、IT特化型の「レバテックキャリア」に専門的なキャリア相談をしつつ、総合型の「リクルートエージェントIT」で求人の抜け漏れがないかチェックする、といった戦略が最も効果的でおすすめです。

ポイント2：ネットワークエンジニアの求人数の多さで選ぶ

選択肢の多さは、より良い条件の企業に出会う確率に直結します。登録する転職エージェントのうち、最低1社はネットワークエンジニアの公開求人数が業界トップクラスのサービスを選びましょう。

求人が多いことは多くの企業から信頼されている証であり、多くの求人を比較検討することで、自身の市場価値や希望条件の妥当性を客観的に判断する「相場観」を養うことができます。

大手転職エージェントであっても、職種ごとに求人数には差があるので確認することが大切です。

サービス名	ネットワークエンジニアの公開求人数
リクルートエージェントIT	28,510件
dodaエンジニアIT	4,167件
Geekly（ギークリー）	1,782件
レバテックキャリア	1,404件

業界最大級の求人数を誇るリクルートエージェントITのようなサービスを軸にすることで、キャリアの選択肢を広く確保した上で、転職活動を進めることができます。

ポイント3：非公開求人の割合が多い転職エージェントを選ぶ

ライバルが少なく、待遇の良い優良求人は「非公開求人」として扱われることが多いため、公式サイトなどで非公開求人の割合の高さを明記している転職エージェントを選びましょう。

企業が求人を非公開にするのは、「新規事業に関する重要なポジションを競合に知られたくない」「応募が殺到するのを防ぎたい」といった戦略的な理由があるためです。

つまり、非公開求人には企業の重要ポジションや、急募の好条件案件が眠っている可能性が高いのです。

サービス名	非公開求人数
レバテックキャリア	保有求人の多くが非公開求人
Geekly（ギークリー）	20,000件以上
リクルートエージェントIT	12,906件
type転職エージェント	23,322件

実際に年収が大幅にアップした転職者の多くが、こうした非公開求人からキャリアを掴んでいます。

ポイント4：スカウト機能の有無で選ぶ

ネットワークエンジニア転職を成功させるには、転職エージェントからの紹介を待つだけでなく、企業からのアプローチを受ける選択肢を持つためにスカウト機能があるサービスを最低1つは併用しましょう。

現職が忙しく、なかなか求人を探す時間が取れない場合でも、スカウト機能に登録しておけば転職活動が停滞するのを防げます。経歴に興味を持った企業側から自動的にアプローチが来るため、効率的に機会を創出できるのです。

ネットワークエンジニア転職におすすめの人気転職エージェントのスカウト機能の有無は以下の通りです。

スカウト機能あり	スカウト機能なし ※エージェント機能が中心
ビズリーチIT Geekly（ギークリー） Green レバテックダイレクト dodaエンジニアIT MyVision	レバテックキャリア リクルートエージェントIT マイナビIT AGENT ウィルオブテック ユニゾンキャリア ワークポート type転職エージェント TechStars Agent テックゲート テックゴー IT求人ナビ

エージェント機能が中心のサービスで主体的に活動しつつ、スカウト機能があるサービスに登録しておくことで、転職活動の効率を最大化できます。

このように、目的に合わせてスカウトサービスを使い分けるのがおすすめです。

ポイント5：年収600万円以上の高年収求人の多さで選ぶ

年収アップを本気で目指すなら、そもそも高年収帯の求人を豊富に扱っている転職エージェントを選ぶのが最短ルートです。

高年収求人を多く保有している転職エージェントは、企業の経営層と太いパイプを持っていたり、年収交渉のノウハウが豊富だったりする可能性が高いと言えます。

一つの基準として、公式サイトで「年収600万円以上」のネットワークエンジニア向け求人がどのくらいあるかを確認してみましょう。

転職エージェント	年収600万円以上の公開求人数
リクルートエージェントIT	21,226件
ビズリーチIT	4,507件
dodaエンジニアIT	3,660件
Geekly（ギークリー）	1,480件
レバテックキャリア	1,126件

リクルートエージェントITやビズリーチITのように、高年収求人を圧倒的に多く保有するサービスを利用することで、年収アップの可能性を大きく広げることができます。

ただし、これはあくまで公開求人の数です。非公開求人に強みを持つ「type転職エージェント」や、保有求人の多くが非公開求人である「レバテックキャリア」も、質の高い高年収案件を多数扱っているため、年収アップを目指す上で見逃せない選択肢となります。

ネットワークエンジニアにおすすめの転職エージェント・サイト人気ランキング17選

先ほど解説した「5つの選び方」を踏まえ、ネットワークエンジニアの転職を成功に導く転職エージェント・転職サイトを厳選しました。

ここでは、実績・求人数・専門性といった客観的な指標を基に評価した17社を、特徴が分かりやすいようランキング形式で紹介します。

専門家と相談しながら積極的に求人を探したいなら【IT特化型】の転職エージェントを、優良企業からのアプローチを待って効率的に転職活動を進めたいなら【ハイクラス特化型】のスカウトサイトを併用するなど、目的を持って登録することが重要です。

各サービスの特徴を比較し、自身のキャリアプランに最適なパートナーを見つけてください。

1位 レバテックキャリア｜ハイクラス転職を目指す経験者に最適【ITエンジニア特化型】

レバテックキャリアは、ITエンジニアのキャリアアップと年収向上に特化した転職エージェントです。経験を活かしてキャリアと年収の大幅な向上を目指すなら、最初に登録すべき最有力エージェントと言えるでしょう。

ネットワークエンジニアの公開求人は1,404件あり、そのうち年収600万円以上の求人が1,126件を占めるなど、ハイクラス向け求人も豊富です（※2025年9月時点）。ITエンジニア特化型として業界トップクラスの実績を誇り、特に質の高い非公開求人を多数保有しています。

レバテックキャリアの最大の特徴は、徹底した「企業別対策」です。キャリアアドバイザーは年間7,000回以上企業に足を運び、現場のプロジェクトマネージャーやメンバーと直接対話しています。そのため、求人票だけでは分からない技術スタックやチームの雰囲気、残業時間の実態といった内部情報を詳細に把握しています。

この情報にもとづき、個人の強みを最大限に引き出す「テクニカルヒアリング」や、企業ごとに評価されるポイントを押さえた職務経歴書の添削、過去の質問例をもとにした模擬面接などを実施。その結果として、希望企業への転職成功率96%という高い実績に繋がっています。

専門性の高いサポートを受けながら、納得のいくネットワークエンジニア転職を実現したい方におすすめの転職エージェントです。

サービス概要
サービス名	レバテックキャリア
運営会社	レバテック株式会社
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	無し ※レバテックダイレクトを利用すれば可
公開求人数	45,039件
ネットワークエンジニアの公開求人数	1,404件
年収600万円以上の求人数	1,126件 ※ネットワークエンジニア向け求人
その他職種の公開求人数	インフラエンジニア：1,388件 サーバーエンジニア：2,529件 セキュリティエンジニア：1,146件 社内SE：2,496件 データベースエンジニア：358件
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
料金	完全無料
公式サイト	https://career.levtech.jp/

2位：Geekly（ギークリー）｜首都圏のIT・Web系企業への転職を希望する方へ【IT・Web・ゲーム特化型】

Geeklyは、首都圏のIT・Web・ゲーム業界への転職を考えているネットワークエンジニアにとって、高いマッチング精度を期待できる強力な選択肢です。

ネットワークエンジニアの公開求人は1,782件あり、そのうち年収600万円以上の求人が1,480件と、高年収帯の案件が非常に豊富なのが特徴です（※2025年9月時点）。IT業界に特化し、特に首都圏の企業との太いパイプを活かした独占求人や非公開求人を多数保有しています。

その高いマッチング精度を支えているのが、職種ごとに編成された専門コンサルタントチームの存在です。100名以上在籍するキャリアアドバイザーが、ネットワークエンジニアのスキルと企業のニーズを深く理解した上で、最適な求人を提案します。

また、株式会社サイバーエージェントや合同会社DMM.comといった大手IT企業から、株式会社ニトリ、日清食品ホールディングス株式会社のような事業会社まで、幅広い優良企業との取引実績も、質の高い求人提案を可能にしている理由の一つです。

サポート面も充実しており、プロの目線で応募書類を添削するサービスを利用すると転職成功率が20%アップしたという実績もあります。

効率的に、かつ質の高いマッチングを求めるなら、登録すべき転職エージェントの一つです。

サービス概要
サービス名	Geekly（ギークリー）
運営会社	株式会社Geekly
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	あり ※一次面接確約サービス
公開求人数	39,393件
ネットワークエンジニアの公開求人数	1,782件
年収600万円以上の求人数	1,480件 ※ネットワークエンジニア向け求人
その他職種の公開求人数	ネットワーク保守運用・監視：918件 データベースエンジニア：1,680件 セキュリティエンジニア：877件 社内SE：2,391件
対応地域	一都三県・関西
料金	完全無料
公式サイト	https://www.geekly.co.jp/

3位：ビズリーチIT｜スキルを活かして企業から直接スカウト【ハイクラス特化型】

ビズリーチITは、自身のスキルや経験に自信のあるエンジニアのための、国内最大級のハイクラス向け転職サービスです。

特筆すべきは、その圧倒的な高年収求人の割合です。ネットワークエンジニアの公開求人4,755件のうち、実に4,507件が年収600万円以上、1,620件は年収1,000万円以上を占めています（※2025年9月時点）。30代の転職後平均年収が880万円、40代で990万円という高い実績も、この求人の質の高さが裏付けられています。

そのハイクラスな転職を可能にしているのが、優良企業や一流のヘッドハンターが職務経歴書を見て直接アプローチしてくる「スカウト」の仕組み。

利用者の8割以上がスカウトをきっかけに転職を成功させており、ソニー株式会社やトヨタ自動車株式会社をはじめ、株式会社キーエンス、NTT株式会社、三菱地所株式会社など、各業界を代表する優良企業が利用しています。

これほど質の高いスカウト体験を提供できるのは、ビズリーチITがサービスの質を維持するために、あえて有料プラン（プレミアムステージ）を設けているからです。もちろん無料でも利用可能ですが、有料プランでは全ての求人の閲覧・応募が可能になり、転職活動の幅を大きく広げることができます。

登録後7日間は無料で有料プランを体験できるため、まずはどのような企業からスカウトが届くのか、自身の市場価値を確かめてみることをおすすめします。

サービス概要
サービス概要
サービス名	ビズリーチIT
運営会社	株式会社ビズリーチ
エージェントのタイプ	総合型＋スカウト型 ※ハイクラス向け
スカウト機能の有無	あり
公開求人数	379,617件
ネットワークエンジニアの公開求人数	4,755件
年収別の公開求人数	年収600万円以上：4,507件 年収1,000万円以上：1,620件
その他職種の公開求人数：	サーバーエンジニア：10,029件 データベースエンジニア：3,242件 情報システム・社内SE：10,590件 運用・保守・監視：3,843件
対応地域	全国
料金	基本無料 ※有料プランあり 年収750万円未満：月額3,278円（税込） 年収750万円以上：月額5,478円（税込）
公式サイト	https://www.bizreach.jp/

4位：リクルートエージェントIT｜業界最大級の求人数で選択肢を広げたい方に【総合型】

リクルートエージェントITは、転職支援実績No.1を誇る業界最大手の総合型エージェントです。転職を考えるなら、まず登録しておくべき一社と言えるでしょう。

最大の強みは、その圧倒的な求人数にあります。ネットワークエンジニアの求人は、公開されているだけで28,510件、さらに非公開求人が12,906件あり、合計で4万件以上の膨大な選択肢から探すことが可能です（※2025年9月時点）。

求人量だけでなく、求人の質も高いのが特徴の1つ。年収600万円以上の求人は公開・非公開合わせて3万件以上、年収1,000万円以上の求人も1万件以上と、ハイクラス向けの案件も豊富に揃っています。

これだけ多くの求人の中から最適な一社を見つけるために、各業界に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。企業の風土や具体的なスキル要件といった詳細な情報提供はもちろん、提出書類の添削や面接対策、年収交渉の代行まで手厚い支援が受けられます。

ネットワークエンジニアとしてのあらゆる可能性を検討し、キャリアの選択肢を最大化したい時に、かなり頼りになる転職エージェントです。

サービス概要
サービス名	リクルートエージェントIT
運営会社	株式会社インディードリクルートパートナーズ
エージェントのタイプ	総合型
スカウト機能の有無	なし ※リクルートダイレクトスカウトの併用で可
ITエンジニアの求人数	公開求人：148,175件 非公開求人：12,906件
ネットワークエンジニアの求人数	公開求人：21,226件 非公開求人：11,188件
年収別の公開求人数	年収600万円以上：21,226件 年収1,000万円以上：4,598件 ※ネットワークエンジニア公開求人
その他職種の公開求人数	サーバ・インフラエンジニア：29,198件 データベースエンジニア：13,584件 セキュリティエンジニア：24,062件 通信系インフラエンジニア：32,496件 社内SE：14,171件 IT戦略・システム企画担当：4,736件
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.r-agent.com/it_engineer/

5位：ウィルオブテック｜インフラエンジニアのキャリアパス提案に強み【ITエンジニア特化型】

ウィルオブテックは、インフラエンジニアのキャリア形成支援に強みを持つIT特化型エージェントです。今後のキャリアパスに悩んでいる、あるいは専門性をさらに深めたい場合に、非常に頼りになるパートナーとなります。

ネットワークエンジニアの公開求人は81件と少数ですが、注目すべきは保有求人の約7割を占める非公開求人です。一般には公開されない優良企業の重要ポジションなどが中心のため、登録者だけがアプローチできる特別な求人に出会えます。

最大の強みは、元エンジニアとキャリアの専門家による2名体制での徹底サポート。元エンジニアのアドバイザーがスキルや経験を正確に評価し、キャリア専門家が最新の市場動向に基づいた選考対策を講じます。この体制により、経験者の年収UP成功率は75.5%という高い実績を誇ります。

また、「希望の条件」だけでなく「長期的な活躍」を重視している点も大きな特徴です。単に求人を送付するのではなく、マッチング度の高い企業を厳選して提案。希望に応じて、選考前に社員面談や質問会を開催し、求人票だけでは分からないリアルな職場環境を理解する機会を提供してくれます。

相談から平均2ヶ月半というスピーディーな内定獲得も魅力の一つで、技術面とキャリア面の両方から納得のいく転職を実現したい場合に最適です。

サービス概要
サービス名	ウィルオブテック
運営会社	株式会社ウィルオブ・ワーク
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	なし
ITエンジニアの求人数	5,114件
ネットワークエンジニアの公開求人数	81件
年収600万円以上の公開求人数	74件 ※ネットワークエンジニア向け求人
その他職種の公開求人数	クラウドインフラエンジニア：200件 サーバーエンジニア：221件 SRE：43件 データ基盤エンジニア：16件 セキュリティエンジニア：77件 データベースエンジニア：22件 運用・保守エンジニア：16件 社内SE：149件
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://willof.jp/techcareer/

6位：マイナビIT AGENT｜手厚いサポートで20代・第二新卒の転職に定評【IT特化型】

マイナビIT AGENTは、20代や第二新卒、初めて転職する方に最適な手厚いサポートが魅力のIT特化型転職エージェントです。

ネットワークエンジニアの求人数は公開されていませんが、大手マイナビグループとして豊富な非公開求人を保有しています。ポテンシャルを重視する若手向けの求人はもちろん、エンジニア経験者がこれまでのスキルを活かしてキャリアチェンジを目指せる求人も扱っています。

最大の強みは、転職活動の基本を丁寧に伴走してくれるサポート体制です。キャリアアドバイザーが一人ひとりとじっくり面談し、強みや適性を引き出します。応募書類の添削や面接対策はもちろん、夜間や土曜の相談も可能で、働きながらでも無理なく転職活動を進められるよう支援してくれます。

この手厚いサポートの結果として、転職後の定着率は99.2%（※公式サイトより）という非常に高い数値を誇ります。これは、単に求人を紹介するだけでなく、個人の価値観や企業の文化との相性まで考慮した、ミスマッチの少ないマッチングを実現している証拠です。

初めての転職で何から始めれば良いか分からない場合や、経験を活かした新たなキャリアを模索したい場合に、最も頼りになる転職エージェントの一つです。

サービス概要
サービス名	マイナビIT AGENT
運営会社	株式会社マイナビ
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	あり
ネットワークエンジニアの求人数	非公開
対応地域	東京、名古屋、大阪、福岡など全国／海外
料金	完全無料
公式サイト	https://mynavi-agent.jp/it/

7位：Green｜企業の担当者とカジュアルに話したい方におすすめ【IT・Web業界特化型】

Greenは、堅苦しい面接の前に、まずは企業の担当者と気軽に話してみたい、カルチャーフィットを重視したい場合に最適なIT・Web業界特化型の転職サイトです。

ネットワークエンジニアの求人は1,000件以上掲載されており、そのうち未経験から挑戦できる求人も502件と豊富なため、これからキャリアをスタートしたい方にとっても大きなチャンスがあります（※2025年9月時点）。

Greenが多くのネットワークエンジニアに選ばれる最大の理由は、応募前に企業と直接コミュニケーションが取れる独自の仕組みにあります。「気になる」ボタンで気軽に興味を伝え、企業側とマッチングすれば「カジュアル面談」に進むことができます。だからこそ、入社前にリアルな雰囲気を知ることができ、ミスマッチを未然に防げるのです。

さらに見逃せないのが、人事担当者から直接届くスカウト。利用者の60%以上が、このスカウトをきっかけに転職に至っているという実績は大きな魅力と言えるでしょう。株式会社サイバーエージェントや株式会社メルカリ、チームラボ株式会社といった人気企業も多数利用しており、思いがけない優良企業から直接声がかかるチャンスも広がります。

企業の雰囲気を重視しながら、自身のペースで転職活動を進めたい方にとって、Greenは非常に心強い味方となるでしょう。

サービス概要
サービス名	Green
運営会社	株式会社アトラエ
エージェントのタイプ	IT特化型＋スカウト型
スカウト機能の有無	あり
公開求人数	15,000件以上
ネットワークエンジニアの公開求人数	1,000件以上
未経験歓迎の公開求人数	502件 ※ネットワークエンジニアのみ
年収600万円以上の公開求人数	非公開
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.green-japan.com/

8位：ユニゾンキャリア｜ITエンジニア未経験からの挑戦も手厚く支援【若手IT特化型】

ユニゾンキャリアは、実務未経験からネットワークエンジニアを目指す方や、経験の浅い若手エンジニアにとって、最も心強い味方となる特化型エージェントです。

IT業界の求人を約10,000件以上保有しており、特に入社後の研修制度が充実している企業の求人を中心に扱っているため、スキルに自信がない状態からでも安心してキャリアをスタートできます。

最大の強みは、IT業界に精通したアドバイザーによる、ゼロからの徹底したサポート体制です。元エンジニアを含むアドバイザーが、IT業界のリアルな実情やキャリアパスを丁寧に解説。その上で、職務経歴書の添削から企業ごとの面接対策まで、内定獲得までを徹底的に支援します。その結果、就業決定率95%、ユーザー満足度97%という高い実績を誇ります。

「学歴や経歴に自信がない」「短期離職してしまった」といった不安を抱える方でも、ポテンシャルを評価してくれる優良企業とのマッチングを実現。実際に、ガソリンスタンド店員からインフラエンジニアへの転職を成功させた事例もあります。

未経験からネットワークエンジニアへの一歩を踏み出したい場合に、まず相談すべき転職エージェントです。

サービス概要
サービス名	ユニゾンキャリア
運営会社	株式会社ユニゾン・テクノロジー
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	なし
求人数	10,000件以上
ネットワークエンジニアの公開求人数	非公開
年収600万円以上の公開求人数	非公開
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://unison-career.jp/

9位：レバテックダイレクト｜待っているだけで優良企業からスカウトが届く【ITエンジニア特化型】

レバテックダイレクトは、大手レバテックが運営する、ITエンジニア専門のダイレクトリクルーティングサービスです。レバテックブランドの信頼性を活かし、効率的に優良企業からスカウトを受けたい場合に最適です。

ネットワークエンジニアの公開求人315件のうち、約7割にあたる214件が年収600万円以上です（※2025年9月時点）。求人の質の高さは、これまでの経験を正当に評価され、キャリアアップと年収向上を同時に実現したい経験豊富なエンジニアにとって、非常に魅力的な環境と言えるでしょう。

最大の特徴は、スカウトの質の高さです。届くスカウトメールの実に93%が、企業が本気で会いたい人材にだけ送る面接・面談確約の「情熱スカウト」となっています。そのため、自分では探せなかった優良企業と効率的に接点を持つことができます。

また、レバテックが19年間で培った支援実績データを活用し、機械学習によって自身のスキルと求人のマッチ率を可視化できるユニークな機能も搭載。客観的なデータに基づいて、自身が活躍できる可能性の高い企業を判断できます。

これまでのエンジニア経験に自信があり、質の高いスカウトを受けながら効率的にキャリアアップを目指したい方なら、サービスを最大限に活用できるはずです。

サービス概要
サービス名	レバテックダイレクト
運営会社	レバテック株式会社
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	あり
公開求人数	7,523件
ネットワークエンジニアの公開求人数	315件
年収600万円以上の公開求人数	214件 ※ネットワークエンジニア向け求人
その他職種の公開求人数	サーバーエンジニア：256件 クラウドエンジニア：350件 インフラエンジニア：920件 セキュリティエンジニア：138件 データベースエンジニア：118件 SRE：59件 社内SE：271件
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://levtech-direct.jp/

10位：MyVision｜ITコンサルへのキャリアチェンジも視野に入る【ITコンサル特化型】

MyVisionは、ITコンサルタントへのキャリアチェンジに特化した転職エージェントです。ネットワークエンジニアとしての技術的知見を活かし、より上流のIT戦略やコンサルティング領域へキャリアを広げたい場合に最適な相談相手となります。

最大の強みは、コンサル業界への転職支援に完全に特化している点です。在籍するコンサルタントは、ボストンコンサルティンググループ（BCG）出身者をはじめ、コンサル業界での実務経験者や転職支援で突出した実績を持つ者のみで構成されています。

その専門性を活かし、過去数千件の面接内容を分析した独自の「面接対策資料」や「想定頻出問答集」を提供。元コンサルタントを相手にした模擬面接など、実践的な選考対策を通じて、累計1,000名以上の転職支援実績を誇ります。

実際に、SIerのSEから日系総合ファームへ転職し年収を150万円アップさせた26歳女性の事例もあり、エンジニアからのキャリアチェンジでも大幅な年収アップが期待できることがわかります。

アクセンチュアやデロイトといった大手総合ファームをはじめ、200社以上のコンサルティングファームと強固なコネクションを持っており、最強のキャリアパスを提案してくれます。

サービス概要
サービス名	MyVision
運営会社	株式会社MyVision
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	あり
公開求人数	非公開 ※200社以上
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://my-vision.co.jp/

11位：テックゲート｜高単価のSESやフリーランス案件も探せる【ITエンジニア特化型】

テックゲートは、正社員だけでなく、SESやフリーランスといった多様な働き方を視野に入れ、自身のスキルに見合った高単価な案件を探したいエンジニアに適した転職エージェントです。

ネットワークエンジニアの公開求人は49件（※2025年9月時点）と少数ですが、テックゲートの本当の強みは、登録後に紹介される質の高い非公開求人にあります。

非公開求人の中には、一般的な正社員のポジションはもちろん、フリーランスの高単価案件や、商流の浅い優良なSES案件も豊富に含まれています。正社員とフリーランスの両方を手掛けているからこそ、個々の希望に応じて、最もメリットの大きい働き方を提案できるのです。

特に、SES業界の構造を熟知しており、多重下請け構造を排除し、エンドユーザーや元請けに近いポジションの案件を中心に扱っているため、エンジニアのスキルが正当に評価され、高い報酬へと繋がりやすいのが特徴です。

正社員という働き方にこだわらず、スキルを活かして収入を最大化したい場合に、新たな選択肢を提示してくれるでしょう。

サービス概要
サービス名	テックゲート転職
運営会社	株式会社セルバ
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	なし
公開求人数	1,229件
ネットワークエンジニアの公開求人数	49件
年収600万円以上の公開求人数	非公開
その他職種の公開求人数	インフラ：29件 ITコンサル：61件 データベース：6件 セキュリティ：7件
対応地域	主に首都圏
料金	完全無料
公式サイト	https://tecjob.selva-i.co.jp/

12位：ワークポート｜幅広い業界の求人を比較検討したい方に【総合型】

ワークポートは、未経験者の挑戦から経験者のキャリアチェンジまで、幅広くサポートする総合型エージェントです。IT業界だけでなく、他業界の社内SEなど、幅広い選択肢の中から最適なキャリアを見つけたい場合に、その豊富なノウハウが大きな力となります。

ネットワークエンジニアの公開求人は、事業会社で774件、SIer・受託開発企業で3,390件と豊富に保有しており（※2025年9月時点）、企業の事業内容や文化を比較しながら、自身に最適な環境を選ぶことができます。

特に、未経験からネットワークエンジニアを目指す方へのサポートが手厚いのが大きな特徴です。「未経験者OK」の求人を170件以上公開しており、年収300万〜400万円程度のポテンシャル採用枠が充実しています。無料のプログラミングスクール「みんスク」も運営しており、受講生限定の求人を紹介される場合もあります。

一方で、経験者向けのサポートも万全で、年収600万〜800万円程度の即戦力向け求人も多数保有。専任のアドバイザーがキャリア相談から面接対策、年収交渉までを丁寧にサポートし、企業への推薦状作成なども行ってくれるため、書類選考の通過率アップも期待できます。

未経験からネットワークエンジニアを目指す方、あるいはこれまでの経験を活かして他業界へ挑戦したい方にとって、心強いパートナーとなるでしょう。

サービス概要
サービス名	ワークポート（workport）
運営会社	株式会社ワークポート
エージェントのタイプ	総合型
スカウト機能の有無	なし
公開求人数	122,278件
ネットワークエンジニアの公開求人数	自社：774件 SI・受託：3,390件
未経験OKの公開求人	170件以上 ※ネットワークエンジニアのみ
年収700万円以上の公開求人数	2,309件 ※ネットワークエンジニアのみ
その他職種の公開求人数	サーバーエンジニア：4,320件 セキュリティエンジニア：885件 データベースエンジニア：684件 インフラエンジニア：117件 システム運用・保守：2256件
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://www.workport.co.jp/

13位：type転職エージェント｜一都三県のIT転職に強みを持つ【首都圏向け総合型】

type転職エージェントは、特に首都圏で腰を据えてキャリアを築きたいネットワークエンジニアにとって、強力なパートナーとなり得るエージェントです。

ネットワークエンジニアの公開求人は200件（※2025年9月時点）と多くはありませんが、注目すべきは23,000件以上にのぼる非公開求人です。登録することで、一般には出回らない首都圏の優良IT企業の求人を紹介してもらえる可能性があります。

転職サイト「type」と共に長年培ってきた、首都圏のIT・Web企業との強固なリレーションが最大の強みです。利用者の78%が年収アップを実現していることからも、その交渉力の高さがうかがえます。

また、手厚いサポートにも定評があり、求人票に記載のない独自情報や、過去の選考データに基づいた企業ごとの選考対策を提供してくれます。今後のキャリアプランまで踏まえた丁寧なサポートの結果、転職後の定着率は98.1%と非常に高い水準を誇ります。

首都圏の転職市場に精通したサポートを受け、納得感のある転職を実現したい場合おすすめできる転職エージェントです。

サービス概要
サービス名	type転職エージェント
運営会社	株式会社キャリアデザインセンター
エージェントのタイプ	総合型
スカウト機能の有無	なし ※転職・求人情報サイトのtypeには有り
求人数	公開求人数：13,063件 非公開求人数：23,322件
ネットワークエンジニアの公開求人数	200件
年収600万円以上の公開求人数	12件 ※ネットワークエンジニアのみ
その他職種の公開求人数	ITコンサル：499件 PM：668件 システムエンジニア：218件 インフラエンジニア：240件 社内SE：260件
対応地域	東京、神奈川、千葉、埼玉を中心に全国／海外
料金	完全無料
公式サイト	https://type.career-agent.jp/

14位：TechStars Agent｜IT/Web/ゲーム業界の成長企業を紹介【IT/Web/ゲーム特化型】

TechStars Agentは、将来性のある成長企業やメガベンチャーで自身のスキルを試し、事業の成長に貢献したいと考えるエンジニアにおすすめの転職エージェントです。

IT・Web・ゲーム業界の中でも、特に急成長中の企業やスタートアップとのリレーションに強みを持ち、保有する20,000件以上の求人も、CTO候補やテックリードといったハイクラス向けが中心です。

その質の高い求人提案を支えているのが、技術を深く理解するコンサルタントによるサポート体制です。元インフラSEや人事出身者、さらには上場企業の経営経験者までが在籍。求職者と企業の双方を1人の担当者が支援する「両面支援」体制を取ることで、ミスマッチを極限まで減らし、入社後の定着率99.2%という驚異的な実績を誇ります。

また、「面接官視点」での書類添削や、構造化された面接対策も大きな特徴です。こうした本質的なサポートがあるからこそ、インフラ領域での成功事例として、20代のAWSエンジニアが転職によって年収を230万円（450万円→680万円）アップさせるといった、目に見える成果へと繋がっています。

サービス概要
サービス名	TechStars Agent
運営会社	株式会社Branding Career
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	なし
公開求人数	20,000件以上
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://branding-career.co.jp/tech-stars/

15位：テックゴー｜正社員とフリーランス両方の選択肢を検討できる【ITエンジニア特化型】

テックゴーは、正社員やフリーランスなどの柔軟なキャリアプランを提案してくれるITエンジニア特化型の転職エージェントです。

特筆すべきは、その圧倒的な年収アップ実績です。転職成功者の92%が年収アップを実現しており、20代で平均120万円、30代では平均160万円もの年収向上を達成。実際に、SIerのインフラエンジニアがメガベンチャーへ転職し、年収を170万円（650万円→820万円）アップさせた事例（※公式サイトより）もあり、そのサポート力の高さがうかがえます。

この高い実績は、メガベンチャーのIT部門やITコンサル出身者など、現場を知り尽くしたアドバイザーの専門性によって支えられています。一人ひとりのスキルを深く理解し、保有する10,000件以上の求人から、独占選考ルートといった質の高い案件を厳選して紹介してくれるのです。

書類添削や独自の面接対策といった手厚いサポートも、転職成功率92%という数字に繋がっています。自身の市場価値を最大限に高めてくれる転職を実現したい場合に、非常に頼りになるパートナーです。

サービス概要
サービス名	テックゴー
運営会社	株式会社MyVision
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	なし
公開求人数	10,000件以上
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://tech-go.jp/

16位：dodaエンジニアIT｜豊富な求人と診断ツールで自己分析を深めたい方へ【総合型】

dodaエンジニアITは、自分で求人を探せる「転職サイト」と、プロのサポートが受けられる「エージェントサービス」を一つのIDで利用できる、大手総合型の転職サービスです。

ネットワークエンジニアの求人は4,167件あり、そのうち3,660件が年収600万円以上、891件は年収1,000万円以上と、豊富な選択肢の中から探すことができます（※2025年9月時点）。

dodaエンジニアITの最大の強みは、転職活動のフェーズに合わせて使い方を柔軟に変えられる点にあります。「まずは自分のペースで市場全体の求人を見てみたい」という段階では転職サイトとして活用し、「この企業の選考に集中したい」という段階になったら転職エージェントサービスに相談して、書類添削や面接対策のサポートを受ける、といった戦略的な使い方が可能です。

ITエンジニア専任のキャリアアドバイザーも在籍しており、専門的な相談にも対応してくれます。また、LINEでのやり取りやオンライン面談も可能で、在職中の忙しい中でも効率的に転職活動を進めることができます。

自身のペースを保ちつつ、必要な時にプロのサポートも受けたい場合に最適なサービスです。

サービス概要
サービス名	dodaエンジニアIT
運営会社	パーソルキャリア株式会社
エージェントのタイプ	総合型
スカウト機能の有無	あり
公開求人数	255,533件
ネットワークエンジニアの公開求人数	4,167件
年収別の公開求人数	年収600万円以上：3,660件 年収1,000万円以上：891件 ※ネットワークエンジニアのみ
その他職種の公開求人数	サーバーエンジニア：1,496件 データベースエンジニア：223件 プロジェクトマネージャー（インフラ）：1,048件 運用・監視・保守（インフラ）：319件 社内SE：3,075件
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://doda.jp/engineer/

17位：IT求人ナビ｜インフラ系求人に特化した情報を探すのに便利【IT特化型】

IT求人ナビは、ITエンジニア、特にインフラ領域に関心がある場合に役立つ転職サポートサービスです。

このサービスの大きな特徴は、未経験からの挑戦を徹底的にサポートする体制にあります。入社後に給与をもらいながら、最大3ヶ月間にわたりプログラミングやサーバー構築の研修を受けられる企業を紹介してもらえるため、スキルに自信がない状態からでも安心してITエンジニアとしてのキャリアをスタートできます。

もちろん経験者向けのサポートも手厚く、キャリアコーディネーターが業界動向や過去の事例をふまえ、自身では想像できなかったような新しいキャリアパスを提案してくれます。

インフラ領域を中心に専門的なキャリアを築きたい場合や、未経験からITエンジニアを目指す場合に確認しておきたいサービスです。

サービス概要
サービス名	IT求人ナビ
運営会社	株式会社アクロビジョン
エージェントのタイプ	IT特化型
スカウト機能の有無	なし
公開求人数	非公開
対応地域	全国
料金	完全無料
公式サイト	https://it-kyujin.jp/career/

【年代・目的別】ネットワークエンジニアにおすすめの転職エージェント

転職の目的やライフステージによって、最適な転職エージェントは異なります。

例えば、「未経験からネットワークエンジニアを目指したい」「今の経験を活かして、もっとキャリアアップしたい」など、転職を考える目的は人それぞれです。

ここからは、「未経験・第二新卒」「20代キャリアアップ」「30代年収アップ」「40代以上ハイクラス」といった、年代や目的別の状況に分けて、それぞれ最適な転職エージェントを紹介します。

自身の状況と照らし合わせながら、転職活動の効率と成功確率を最大化するためのヒントを見つけてみてください。

【未経験・第二新卒向け】手厚いサポートが魅力の転職エージェントTOP3

実務未経験や経験の浅い方がネットワークエンジニア転職を成功させるには、求人紹介だけでなく、学習プランの相談から選考対策まで、徹底したサポートを提供してくれる転職エージェントを選ぶことが不可欠です。

未経験者の転職活動では、ポテンシャルを正しく評価し、育成体制の整った企業を見つけることが重要になります。

そのため、未経験者歓迎の求人を多数保有しているだけでなく、職務経歴書の書き方といった基礎からキャリアプランの相談まで、親身に寄り添う手厚いサポート体制に定評があるエージェントを選びましょう。

具体的にネットワークエンジニア未経験・第二新卒の方は以下の3社がおすすめです。

エージェント名	タイプ	特徴	未経験支援の強み
ユニゾンキャリア	IT特化型 ※若手向け	未経験・微経験者の支援に特化 学習ロードマップの提案も可能	未経験者がつまずく点を熟知しており、ゼロからのサポートが手厚い。
Green	IT特化型＋スカウト型	未経験歓迎求人を502件保有 企業とカジュアルに話せる	応募前に企業の雰囲気を知れるため、面接へのハードルが低く安心できる。
ワークポート	総合型	未経験者向けの求人を多数紹介 無料のプログラミングスクールも運営	まずは選択肢を広げ、多くの求人の中から比較検討したい場合に最適。

【20代キャリアアップ向け】成長企業の求人が豊富な転職エージェントTOP3

20代で実務経験を積み、ネットワークエンジニアとしてさらなるスキルアップや年収向上を目指すなら、クラウド技術などのモダンな環境に挑戦できる成長企業やメガベンチャーの求人を豊富に持つ転職エージェントを選ぶべきです。

20代のキャリアアップでは、目先の年収だけでなく「どのような経験が積めるか」が将来の市場価値を大きく左右します。SaaSやFinTechといった成長分野の企業とのパイプが強く、価値の高い経験を積める求人を多く扱う転職エージェントが適しています。

特に以下の3社は、20代のキャリアアップ転職に最適な選択肢と言えるでしょう。

エージェント名	タイプ	特徴	キャリアアップ支援の強み
レバテックキャリア	IT特化型	質の高い非公開求人が豊富 IT専門の知見に基づいた的確なアドバイス	専門性を活かした年収交渉に長けており、大幅な年収アップが期待できる。
Geekly（ギークリー）	IT特化型	首都圏の成長IT企業に特化 高いマッチング精度とスピーディーな対応	旬な技術を扱うメガベンチャーや成長企業との出会いの機会が多い。
マイナビIT AGENT	IT特化型	20代の転職支援実績が豊富 大手ならではの丁寧なサポート	20代のキャリアプランを丁寧に整理し、大手・優良企業へのステップアップを支援。

【30代年収アップ向け】高年収・好待遇の求人が多い転職エージェントTOP3

即戦力としてスキルや経験が評価される30代が、ネットワークエンジニアとして年収の大幅アップを実現するためには、年収600万円以上のハイクラス求人を多数保有し、年収交渉に長けた転職エージェントを選ぶことが絶対条件です。

30代の転職では、これまでの経験を正しく金銭的価値に転換することが重要です。自身の市場価値を客観的に把握しつつ、専門的な知見にもとづいた年収交渉を行い、豊富な非公開求人の中から最適な一社を見つけ出す、という戦略的な動きが求められます。

この戦略を実現するために、以下の3社の組み合わせが最適です。

エージェント名	タイプ	特徴	年収アップ戦略における役割
レバテックキャリア	IT特化型	IT専門の知見を活かした的確な年収交渉力 質の高い非公開求人	【交渉役】 専門知識をもとに、年収アップのための具体的な交渉を担う。
ビズリーチIT	総合型＋スカウト型	優良企業からのスカウトで市場価値を把握 ハイクラス求人が中心	【指標役】 スカウトの提示年収を基に、自身の客観的な市場価値を測る。
リクルートエージェントIT	総合型	業界最大級の求人数 大手事業会社の高待遇な非公開求人も多数	【探索役】 圧倒的な求人数で、あらゆる高待遇求人の可能性を網羅する。

【40代以上ハイクラス向け】管理職・専門職の求人に強い転職エージェントTOP3

40代以上のネットワークエンジニアが、マネジメント経験や高度な専門スキルを活かして転職する場合、管理職やITスペシャリストといった役職付きの非公開求人を扱う、ハイクラス専門の転職エージェントを利用することが不可欠です。

企業の役員クラスとの強固なパイプを持つ転職エージェントを選びましょう。

実績と信頼性から、以下の3社がおすすめです。

エージェント名	タイプ	特徴	ハイクラス支援の強み
ビズリーチIT	総合型＋スカウト型	経営層の転職専門のヘッドハンターが多数登録 スカウトを待つスタイルが有効	インフラ部長やITアーキテクトといったポジションのスカウトが期待できる。
リクルートエージェントIT	総合型	ハイクラス専門チームが存在 企業役員クラスとの強固なパイプ	事業会社の情報システム部長など、希少な非公開求人に出会える可能性がある。
type転職エージェントIT	総合型	首都圏の優良企業との長年のリレーション 独占的な管理職求人を保有	首都圏の企業で、自身の経験を活かせる管理職ポジションを探しやすい。

登録前に見極める！避けるべき転職エージェントの5つの特徴

転職エージェントは心強いパートナーですが、中には利用を避けるべきサービスも存在します。

質の低い転職エージェントに登録してしまうと、時間を浪費するだけでなく、納得のいかない転職に繋がるリスクもあります。

「避けるべき転職エージェント」には、主に以下の5つの特徴があります。

これらのポイントを押さえておくことで、信頼できる転職エージェントだけを効率的に選ぶことができるようになります。それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

特徴1：「年収アップ確実」など、経歴を問わない甘い言葉で登録を煽っている

誰にでも当てはまるような、根拠のない好条件を謳う広告を多用している転職エージェントは、登録者のキャリアよりも自社の利益を優先する傾向があるため避けるべきです。

本来、転職による年収アップは個人のスキルや経験に大きく左右されます。それを無視した誇大な表現を使うのは、まず登録者を集めることを目的とした悪質な手口の可能性が高いので気をつけましょう。

上記のような表現がある転職エージェントでは、登録後に希望とは異なる質の低い求人を大量に紹介されるリスクがあるため十分な注意が必要です。

特徴2：IT特化を謳いながら、サイト上で他職種の求人を無関係に掲載している

IT特化を謳いながら、サイトの作りから専門性が感じられない転職エージェントは、IT業界やネットワーク技術への理解が浅い可能性が高いため、登録は慎重に判断すべきです。

本来ITに特化した転職エージェントのサイトは、掲載されている求人や情報がITエンジニアのために最適化されているものです。もしサイト上にITとは無関係な営業職や事務職の求人が混在している場合、それは社内にIT専門のチームや知識が十分に蓄積されていないことの表れかもしれませんので注意しましょう。

上記に該当する転職サービスは、登録後に専門的なサポートを受けられない可能性があるため、サイト全体の専門性は必ず確認しましょう。

特に、求人票の業務内容で「Ciscoルーターの設計・構築」「AWS上でのVPC設定」などの具体的な技術名が記載されているかどうかを見れば専門性の有無は一目瞭然です。

特徴3：利用者からの口コミが「専門知識がない」「連絡がしつこい」といった悪い評判が多い

公式サイトの情報だけでなく、第三者の客観的な評価を確認することは重要です。特に「専門性の欠如」や「強引な対応」に関する具体的な悪評が目立つ転職エージェントは、利用を避けるのが賢明です。

基本的に公式サイトの「お客様の声」は良い内容しか掲載されません。利用者の正直な口コミには、その転職エージェントの本当の姿が反映されています。

複数の利用者から同じような内容のネガティブな口コミが投稿されている場合、利用を避けるのが懸命です。

ただし、悪質業者が悪い口コミを広めている可能性もゼロではないので、気になる転職エージェントがある場合は当サイトの口コミ検証などを見てから判断すると良いでしょう。

特徴4：転職支援よりも、自社の有料研修やスクールへの誘導を主目的にしている

登録後の面談で、求人紹介よりも先に有料の研修やプログラミングスクールへの入会を強く勧めてくる転職エージェントは、目的が異なるためすぐに距離を置くべきです。

これらのサービスは、転職支援ではなく、自社の有料サービスを販売することが真の目的です。紹介される求人も提携企業に限られるなど、キャリアの選択肢を狭めてしまう危険性があります。

転職エージェントは、あくまで求職者のキャリア支援が目的であることを忘れないようにしましょう。

特徴5：公開求人の情報量が極端に少なく成功事例が抽象的

ウェブサイト上で具体的な実績や情報が確認できない転職エージェントは、企業とのパイプが弱いか、実績が乏しい可能性があるため、信頼性を見極める必要があります。

実績のある転職エージェントは、具体的な情報を提示して信頼性をアピールします。情報が抽象的で具体性に欠ける場合、十分な実績がない可能性を疑うべきです。

どのような企業と取引があり、どのような転職を成功させているのかが、サイト上で確認できる転職エージェントを選びましょう。

ネットワークエンジニアが転職エージェントを利用する5つのメリット

転職エージェントの利用を迷っている方もいるかもしれません。しかし、特にネットワークエンジニアのような専門職の場合、利用することでたくさんの恩恵を受けることができます。

これらを活用することで、一人で転職活動するよりも有利に、そして効率的に転職活動を進めることが可能になります。以下で、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

メリット1：市場に出回らない非公開求人や限定求人を紹介してもらえる

ネットワークエンジニアが転職エージェントを利用する最大のメリットの一つが、転職サイトなどでは公開されていない、好条件の「非公開求人」に出会えるチャンスが生まれることです。

ネットワークエンジニアの求人数が業界最大級の「リクルートエージェントIT」を例に見てみると、公開求人が28,507件に加え、非公開求人が12,901件あります。

引用：リクルートエージェントIT

非公開求人は転職エージェントを利用しなければ出会えないレア求人なので、積極的に活用したいところです。

また、企業は「重要なポジションを競合他社に知られたくない」「応募が殺到するのを避け、効率的に採用したい」といった理由で、信頼できる転職エージェントにのみ求人を限定公開します。

これら非公開求人には、事業の核となるポジションや待遇の良い求人が含まれている可能性が高く、登録者だけがアプローチできる貴重な情報源ともなります。

転職エージェントは無料で利用できるので、使わない理由は無いとも言えます。

メリット2：IT業界に精通した担当者から客観的なキャリアアドバイスを受けられる

自分一人では気づけないキャリアの可能性や、現在の市場価値について、プロの視点から客観的なアドバイスをもらえる点も大きなメリットです。

IT特化型の転職エージェントは、多くのエンジニアの転職を支援してきた実績から、「どのようなスキルが市場で評価されるか」「今後どの技術領域が伸びるか」を熟知しています。

転職エージェントの知見に基づき、自身のキャリアプランをより現実的で、市場価値の高いものへと導いてくれます。

メリット3：企業ごとに合わせた書類添削や模擬面接などの選考対策を受けられる

応募する企業に合わせてカスタマイズされた選考対策を受けることで、内定の可能性を大幅に高めることができます。

転職エージェントは、過去にその企業へ転職した人々の選考データを蓄積しています。「どのようなスキルをアピールすれば響くか」「過去にどのような質問があったか」といった情報に基づき、職務経歴書や面接での回答を最適化してくれるため、選考通過率が格段に上がります。

企業文化に合わせた対策など、一人では難しい選考準備も転職エージェントを活用することで万全になります。

メリット4：年収や入社日など、自分では言いにくい条件交渉を代行してくれる

転職エージェントが間に入ることで、自分自身で交渉するよりも、有利な条件（特に年収）を引き出しやすくなります。

転職エージェントは、その企業の給与テーブルや、同じようなスキルを持つ他の転職者の年収データを把握しています。その客観的なデータを基に、企業に対して論理的な年収交渉を行えるため、個人の感覚で交渉するよりも成功確率が高いのです。

転職エージェントが「前職でのご経験や、現在選考中の他社の提示額を考慮しますと、貴社規定の中で年収〇〇万円が妥当なラインです」と企業側に交渉し、当初の提示額から数十万円アップさせるケースは珍しくありません。

メリット5：面倒な日程調整や応募手続きを代行してもらい、転職活動に専念できる

在職しながらの転職活動において、時間と手間のかかる雑務から解放され、企業研究や面接対策といった本当に重要なことに集中できます。

複数の企業の選考が同時進行すると、面接日程の調整や連絡のやり取りは非常に煩雑になります。転職エージェントがその全てを代行してくれるため、目の前の選考にだけ集中すればよくなり、結果として転職活動全体の質が向上します。

面接の日程調整をエージェントに一任することで、効率的に各社の面接準備に時間を充てることができます。

ネットワークエンジニアが転職エージェントを利用するデメリットと対処法

多くのメリットがある一方で、転職エージェントの利用にはいくつかのデメリットも存在します。しかし、これらは事前に対処法を知っておくことで、十分に回避することが可能です。

ネットワークエンジニアが転職エージェントを利用する主なデメリットは、以下の4つです。

これらのデメリットにどのように対処すればよいか、具体的な方法を解説します。

デメリット1：担当者との相性が合わず、コミュニケーションが円滑に進まない場合がある

担当者との相性が悪いと感じた場合は、無理に続ける必要はありません。遠慮なく担当者の変更を申し出るか、別の転職エージェントの利用に切り替えましょう。

転職活動は自身のキャリアを左右する重要な局面です。信頼できない、または話しにくい担当者とでは、本音のキャリア相談ができず、満足のいく結果は得られません。

公式サイトの問い合わせフォームなどから、「キャリアプランの方向性の違いから、別の方のご意見も伺いたい」といった理由で変更を依頼するのがスムーズです。

また、複数の転職エージェントに登録しておけば、合わない担当者のいるサービスから別のエージェントに切り替えることも容易になるので推奨です。

デメリット2：希望条件と異なる求人を、半ば強制的に勧められることがある

興味のない求人に対しては、「今回は見送ります」と毅然とした態度で断ることが重要です。その上で、改めて希望条件を明確に伝え、認識をすり合わせましょう。

一部の転職エージェントや担当者は、自社の売上目標のために、希望よりも紹介しやすい求人を優先することがあります。そのペースに流されてしまうと、望まないキャリアに進んでしまう危険性があります。

「ご紹介ありがとうございます。ただ、今回の求人は私が希望するクラウド技術の経験が積めないため、見送らせていただきます。改めて、AWS環境の設計・構築に携われる案件を希望しております」のように、断る理由と希望をセットで具体的に伝えることが大切です。

デメリット3：担当者からの連絡が頻繁で、自分のペースで転職活動を進めにくい

転職活動を始める最初の面談の段階で、連絡を希望する時間帯や手段（電話、メールなど）を明確に伝えておくことで、「連絡多すぎ問題」は未然に防げます。

担当者からの連絡が頻繁なのは、転職意欲を確認したい、あるいは単純に業務スタイルである場合が多いです。事前にルールを共有しておくことで、お互いにストレスなくやり取りができます。

初回面談の最後に、「在職中のため、平日の日中（9時〜18時）は電話でのご連絡を控えていただけますと幸いです。メールでのご連絡であればいつでも確認できますので、そちらでお願いできますでしょうか」と具体的に伝えましょう。

デメリット4：首都圏に比べ、地方のネットワークエンジニア求人が少ない傾向にある

地方での転職を目指す場合は、全国に拠点を持つ大手総合型エージェントを併用するか、その地域の転職に特化した転職エージェントを活用することが有効です。

これは転職エージェントの能力というより、IT企業が首都圏に集中しているという日本の産業構造の問題です。そのため、IT特化型エージェントだけでは、地方の求人を十分にカバーしきれない場合があります。

IT特化型エージェントと並行して、リクルートエージェントITやdodaエンジニアITといった大手総合型に登録し、希望勤務地の支社に所属する担当者から、その地域ならではの優良企業を紹介してもらうといった戦略が有効です。

転職エージェントを最大限に活用するテクニック4選

転職エージェントは、ただ登録して待っているだけではその価値を最大限に引き出すことはできません。転職を成功させるためには、「受け身」ではなく「主体的」に転職エージェントを活用していく姿勢が不可欠です。

具体的に意識すべきテクニックは、以下の4つです。

これらのテクニックを実践することで、担当者との信頼関係が深まり、より質の高いサポートを受けられるようになります。

テクニック1：「経歴」「スキル」「希望条件」は正直に伝え、認識の齟齬を防ぐ

良いマッチングを実現するためには、初回面談で正確な情報を具体的に伝えることが最も重要です。

キャリアアドバイザーは、提供された情報を基にキャリアプランを考え、紹介する求人を選定します。情報が曖昧だったり、事実と異なっていたりすると、紹介の精度が著しく低下し、結果的に双方の時間を無駄にしてしまいます。

例えば、「年収を上げたい」とだけ伝えるのではなく、「現職の年収500万円で、クラウド（AWS）の構築経験を活かして、600万円以上を希望します」というように、具体的な数字と根拠をセットで伝えましょう。

退職理由も正直に話し、その上で「次の職場では〇〇を実現したい」とポジティブな希望を添えることが重要です。

テクニック2：複数の転職エージェントに登録し、担当者や求人の質を比較検討する

リスクを分散し、得られる情報の質と量を最大化するために、必ず2〜3社の転職エージェントに同時登録しましょう。

1社だけに依存すると、担当者との相性が悪かった場合や、その転職エージェントが持つ求人が偏っていた場合に対応できません。複数のエージェントと接点を持つことで、客観的に各社を比較でき、自分に合った最適なパートナーを見極めることができます。

この記事の冒頭でも紹介したように、「レバテックキャリアとGeeklyで専門的なサポートを受けつつ、ビズリーチITでスカウトを待つ」といった役割分担を意識して登録するのがおすすめです。

また、A社で紹介された求人の評判をB社の担当者に聞いてみるなど、セカンドオピニオンを得るためにも複数登録は有効ですので試してみると良いでしょう。

テクニック3：自分からも積極的に情報提供や質問を行う

転職意欲の高さを示すことで、担当者内での優先順位が上がり、より手厚いサポートを受けやすくなります。

キャリアアドバイザーは多くの求職者を同時に担当しているため、転職意欲が高く、積極的に行動する求職者を優先的にサポートする傾向があります。受け身の姿勢でいると、後回しにされてしまう可能性があります。

少し言い方は悪いかもしれませんが、本気でネットワークエンジニア転職を成功させたいのであれば、担当者を「動かす」という意識を持つことが、転職活動を円滑に進めるコツです。

テクニック4：担当者との相性が悪いと感じたら、遠慮せずに変更を申し出る

担当者変更は求職者に与えられた正当な権利です。相性が合わないと感じたら、ためらわずに変更を依頼しましょう。

転職エージェント側も、求職者に満足してもらえないままサポートを続けることは望んでいません。ミスマッチが起きていることを伝えれば、社内で適切な担当者に引き継いでくれる場合がほとんどです。変更を申し出たことで不利益を被ることはありません。

公式サイトの問い合わせフォームなどから、以下のような丁寧な文面で依頼するのがスムーズです。

転職エージェントの利用開始から内定までの5ステップ

転職エージェントを利用した場合、一般的には以下の5つのステップで転職活動が進みます。

全体の流れを事前に把握しておくことで、今どの段階にいるのかを意識しながら、スムーズに活動を進めることができます。

ステップ1：公式サイトから登録し、キャリアアドバイザーと初回面談を行う

転職活動全体の方向性を決める、最も重要な最初のステップです。これまでの経歴と今後の希望を整理して面談に臨みましょう。

キャリアアドバイザーは、この初回面談で得た情報を基に、紹介する求人を絞り込み、サポートの方針を決定します。ここでの情報共有が不十分だと、その後の紹介求人の質が大きく低下してしまいます。

登録後、エージェントから連絡があり面談日程を調整します。面談当日に向けて、最新の職務経歴書を準備し、希望する年収・勤務地・業務内容などを「絶対条件」と「希望条件」に分けて整理しておくと、スムーズに話が進みます。

ステップ2：面談内容に基づき、キャリアプランに合った求人を紹介してもらう

紹介された求人の中から、興味のあるものと、そうでないものを明確にし、その理由を担当者にフィードバックしましょう。

最初に紹介される求人が、必ずしも100%希望通りとは限りません。自身のフィードバックを受けて、キャリアアドバイザーは紹介の方向性を修正していきます。このすり合わせを繰り返すことで、徐々に紹介の精度が高まっていきます。

「A社の求人は、クラウド技術に触れられる点で非常に魅力的です。一方でB社の求人は、運用・保守がメインとのことですので、今回は見送りたいです」といったように、それぞれの求人に対して具体的な感想を伝えることが重要です。

ステップ3：応募書類の添削を受け、興味のある企業に応募する

自身の経歴をただ羅列するのではなく、企業の求める人物像に合わせてアピールポイントを調整することが、書類選考の通過率を高める鍵です。

優秀なアドバイザーは、応募先企業がどのようなスキルや経験を求めているかを把握しています。その知見に基づき、「この企業には、〇〇という経験が響くので、職務経歴書のこの部分で強調しましょう」といった具体的な添削を行ってくれます。

クラウド移行プロジェクトの求人に応募する場合、自己PR欄に「オンプレミス環境での5年間の構築経験を活かし、今後はAWS上でのインフラ設計に貢献したい」といった一文を加えるようアドバイスを受けるなど、応募先に合わせたカスタマイズを行います。

ステップ4：企業ごとの面接対策を受け、採用面接に臨む

過去の質問傾向などを基にした、実践的な模擬面接を受けることで、自信を持って本番に臨むことができます。

転職エージェントは、その企業で過去に行われた面接の質問内容や、面接官の役職・人柄といった内部情報を保有しています。事前にこれらの情報をインプットし、想定問答を準備しておくことで、他の応募者に対して大きなアドバンテージを得ることができます。

面接前に、「一次面接官の〇〇部長は、技術的な深掘りよりも、チームでの協調性を重視する傾向があります」「二次面接では、ほぼ必ず『今後のキャリアプラン』について聞かれます」といった具体的な情報を提供してもらい、それに合わせた回答を準備します。

ステップ5：内定条件の確認や交渉を行い、入社日を調整して退職手続きを進める

内定が出た後も、年収などの条件交渉や円満退職のためのスケジュール調整など、エージェントのサポートを最大限に活用しましょう。

内定承諾は、法的な労働契約の成立を意味します。一度サインすると、後から条件を変更するのは困難です。

給与や待遇について少しでも疑問や交渉したい点があれば、承諾前に必ずエージェントを通じて企業に確認・交渉してもらうことが重要です。

企業から提示されたオファーレター（内定通知書）の内容をエージェントと一緒に確認し、想定していた年収との差額について交渉を依頼します。また、現職の引き継ぎ期間を考慮した上で、無理のない入社日をエージェント経由で企業と調整してもらいます。

知っておきたいネットワークエンジニアの転職市場動向

ネットワークエンジニアの転職を成功させるためには、まず現在の市場動向を正しく理解しておくことが重要です。

結論から言うと、ネットワークエンジニアの市場価値は、IT人材の深刻な不足を背景に、今後も上昇し続ける可能性が高いと言えます。

経済産業省の調査（IT人材育成の状況等について）では、2030年にIT人材が最大で約79万人不足すると予測されており、特に専門性の高いエンジニアの採用は年々難しくなっています。クラウド化やセキュリティ対策の重要性が高まる中で、企業の根幹を支えるネットワークインフラを担う人材は、まさに引く手あまたの状態です。

こうした追い風の市場で自身の価値を最大化するために知っておきたい、ネットワークエンジニアの「仕事内容」「平均年収」「評価されるスキル」について、最新の動向を解説します。

ネットワークエンジニアの主な仕事内容

ネットワークエンジニアの仕事は、大きく「設計」「構築」「運用・保守」の3つのフェーズに分類されます。キャリアパスとしては、運用・保守から構築、設計へとステップアップしていくのが一般的です。

フェーズ	主な業務内容	特徴
設計	顧客へのヒアリング、要件定義、機器選定、構成図作成など	最も上流の工程。 高い技術力と経験が求められ、年収も高くなる傾向にある。
構築	設計書に基づくルーターやスイッチ、FW等のネットワーク機器設定	設計と運用をつなぐ重要な工程。 正確性と実践的なスキルが求められる。
運用・保守	稼働中ネットワークの監視、障害対応、設定変更など	未経験者が最初に担当することが多い業務。 安定稼働を支える縁の下の力持ち。

このように、一口にネットワークエンジニアと言っても、担当するフェーズによって業務内容や求められるスキルは大きく異なります。

自身のキャリアプランを考える上で、どのフェーズを目指したいのかを明確にしておくことが重要です。

ネットワークエンジニアの平均年収＆年収1,000万円を目指す方法

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」によると、ネットワークエンジニアの平均年収は684.9万円です。

これは、ITエンジニアの中でも比較的に高い水準と言えます。

ここからさらに年収1,000万円以上を目指すには、現在の年収帯に応じた戦略的なキャリアアップが必要です。

現年収500万円以下のケース

運用・保守業務が中心のこの段階では、構築フェーズへのステップアップが最優先です。

まずはCCNPなどの資格で体系的な知識を証明し、現職で難しい場合は小規模でも構築経験が積める企業へ転職することで、市場価値の土台を固めましょう。

現年収600～799万円のケース

構築経験が豊富なこの段階では、クラウドやセキュリティといった付加価値の高い専門スキルを身につけ、設計フェーズを目指します。

AWS認定ソリューションアーキテクトなどの資格も有効です。自動化やセキュリティ領域にも対応できる人材となることで、希少価値が高まります。

現年収800～999万円のケース

高い専門性を持つこの段階では、マネジメントか、より高度な専門職（アーキテクト）への道に進むことで、年収1,000万円の壁を越えることが現実的になります。

大規模プロジェクトの管理経験や、企業の技術戦略を左右するポジション、あるいはビジネス課題解決に関わるコンサルタントへの転身が具体的な選択肢となります。

転職で評価されるスキル・資格一覧

現在の転職市場では、従来のネットワーク知識に加え、クラウド（AWS/Azure）とセキュリティ関連のスキル・資格が特に高く評価されています。企業のITインフラがオンプレミスからクラウドへ移行する流れが加速しているためです。

具体的には、以下のようなスキルや資格を保有していると、転職活動を有利に進めることができます。

これらのスキル・資格は、自身の市場価値を客観的に証明する上で非常に有効です。

ネットワークエンジニアの転職エージェントに関するよくある質問

Q.転職エージェントは本当に無料で利用できますか？

転職エージェントは、人材を採用した企業側から成功報酬として手数料を受け取るビジネスモデルで運営されています。これは職業安定法でも定められており、求職者から手数料を徴収することは原則として禁じられています。

キャリア相談や求人紹介、選考対策など、転職活動に関わる全てのサポートが無料で提供されます。

Q.転職サイトと転職エージェントの違いは何ですか？

最大の違いは、専門のキャリアアドバイザーによるサポートの有無です。

転職サイトは求人情報のプラットフォームであり、応募から日程調整、条件交渉まで全て自分で行います。一方、転職エージェントは担当者が介在し、キャリア相談から非公開求人の紹介、選考対策、条件交渉まで一貫してサポートしてくれます。

Q.転職エージェントを使わないほうが良い人はいますか？

はい、「すでに応募したい企業が1社に決まっている方」や「自分のペースでじっくり情報収集だけしたい方」は、転職エージェントを使わない方がスムーズな場合があります。

応募先が既に決まっている場合、直接応募する方がスピーディーです。また、単なる情報収集が目的だと、転職を前提とするエージェントとの間に温度差が生まれてしまう可能性があります。

情報収集目的であれば、Greenのような企業と直接つながれるサイトや、ビズリーチITのようなスカウト専門サイトに登録しておく方が、自身のペースを保ちやすいでしょう。

Q.未経験からでもネットワークエンジニアになれますか？

はい、未経験からでもネットワークエンジニアになることは十分に可能です。特に20代であれば、ポテンシャルを重視した採用枠が多数あります。

ITインフラを支えるエンジニアの需要は高く、多くの企業が若手人材を自社で育成する方針を取っています。そのため、未経験者向けの研修制度を充実させている企業も少なくありません。

未経験者の場合、まずはネットワークの「運用・監視」業務からスタートし、実務経験を積みながらCCNAなどの資格を取得し、その後「構築」「設計」といった上流工程へステップアップしていくのが一般的なキャリアパスです。

Q.紹介された求人には必ず応募する必要がありますか？

いいえ、応募する義務は一切ありません。興味がなければ、気兼ねなく断っても問題ありません。

転職エージェントの役割は、あくまでキャリアの選択肢を提示することです。最終的にどの企業に応募するかを決めるのは、求職者自身です。

担当者には、「ご紹介ありがとうございます。今回の求人は私の希望するクラウド技術の経験が積めないため、見送らせていただきます」というように、理由を添えて丁寧に断るのが良いでしょう。そうすることで、担当者は希望をより深く理解し、次からの紹介精度が向上します。

Q.在職中でも利用できますか？現在の会社にバレることはありませんか？

はい、転職活動者の多くが在職中に利用しており、それが一般的です。現在の会社に知られることはありませんので、安心してください。

転職エージェントには、職業安定法によって厳格な守秘義務が課せられています。求職者の許可なく、登録情報や転職活動の事実を第三者（現在の勤務先を含む）に漏らすことは法律で固く禁じられています。

また、ビズリーチITのようなスカウト型サイトでも、特定の企業に対して自身のプロフィールを非公開にするブロック機能が備わっています。

Q.複数の転職エージェントに登録しても問題ありませんか？

はい、全く問題ありません。むしろ、この記事で推奨している通り、2〜3社に複数登録することが転職成功の鍵です。

1社だけに依存すると、担当者との相性が悪かった場合や、そのエージェントが持つ求人が偏っていた場合に対応できず、機会損失に繋がります。複数登録することで、より多くの求人にアクセスでき、客観的な視点でアドバイスを比較検討できます。

ただし、同じ求人に複数のエージェントから応募することだけは、企業に混乱を招くため避けましょう。

まとめ

本記事では、ネットワークエンジニアの転職における最強戦略から、具体的な転職エージェントの選び方、そしておすすめの転職エージェント・転職サイト17選までを網羅的に解説しました。

転職を成功させる上で最も重要なのは、自身の状況に合わせて、特徴の異なる複数のサービスに登録し、主体的に活用していくことです。

もしどの転職エージェントに登録すべきか迷ったら、「IT特化型エージェント2社＋スカウトサイト1社」の組み合わせを試してみてください。

転職成功の鍵は、情報収集で終わらず、実際に行動を起こすことです。まずはこの3社に同時登録し、キャリアアドバイザーとの面談を申し込むことから始めてみましょう。 それが、理想のキャリアを実現するための、最も確実で、最も力強い第一歩となります。